「不思議なクニの憲法」を観て

今日7月2日、「つなせん北多摩」さん主催の「不思議なクニの憲法」上映会が東村山駅ビルであり、観てきました。当会のメンバーも他に3名の方が来られていました。

メインテーマは安保法制と自民党改憲草案です。竹下景子さんのナレーションで、憲法に対する、様々な立場の人々の声を、個々のテーマごとに積み上げてゆきます。合間に、先の戦争や60年安保闘争などについての解説も挟みつつ、映画は淡々と進行します。

上映時間は2時間ほどですが、教育や貧困・格差の拡大、戦後の来し方に想いを巡らせるうち、あっという間に過ぎてゆく感じです。

憲法に関するポリフォニーであり、とても内容を要約して言える類ではありませんでしたので、ぜひ、皆さんの眼で、ご覧になられることをお勧めします。

来週も、以下の近隣会場で上映されるそうです。

KC4F0475

ちなみに、私が個人的に興味を惹かれたのは以下の発言です(記憶だよりなので正確ではないかもしれない点、ご容赦ください)。

  • 九条の主語は「日本国民」なのだということ
  • 一億総火の玉、一億総懺悔、一億総民主主義というように、日本人はみんなそろって反転する性質を持つ
  • 公平中立なんて立場は無い、学校で教えなきゃいけないのは自分の考えを持たせること
  • 自殺者の多いこの国は既に戦争をしているようなもの
  • 自衛のためなら許されるというが、そのとき、どちらが先に手を出したか分かるものではない、みんな歴史を知らなさすぎる、ナイーブすぎる

昨年2015年9月に当会主催の講演会でお話戴いた伊勢崎賢治さんも登場されていて、この映画に関してご本人もツイッターで、

僕がチョット悪役みたいになっちゃってますが良い映画です:ドキュメンタリー映画「不思議なクニの憲法」公式サイト http://fushigina.jp/ #不思議なクニの憲法 @fushiginajpさんから

と、おっしゃって居ました。私も、良い映画だったと思います。

6/29 シール投票の結果です

清瀬駅北口ペデストリアンデッキにて、
6月 29日 6:00 PM – 7:00 PM に行った
シール投票の結果です。

あなたの今回の選挙の、争点は何ですか?
争点は「憲法改正」  争点は「アベノミクス」
(無関心でも、無関係ではいられない。)
34点の投票をいただきました。有り難うございました。

IMG_5710

アベノミクスで「あなた」の生活は、よくなりましたか?
(くらしと、政治はつながっている。)
33点の投票をいただきました。有り難うございました。

IMG_5709

必見!4年前の【創生「日本」東京研修会】動画

ここ最近、4年前の創生「日本」の東京研修会の動画がSNSを賑わせているので、その周辺をネット上で確認してみました。
まずは、話題となっている動画です。

創生「日本」東京研修会 第3回 平成24年5月10日 憲政記念会館
14分を過ぎたあたりから発言されているのは、もと法務大臣の長勢 甚遠(ながせ じんえん)さんです。長勢さんという方は、ウィキペディアによると、

第78代 法務大臣
内閣 第1次安倍内閣
在任期間 2006年9月26日 – 2007年8月27日

とのことですが、発言部分を書き起こしてみますと、

安倍内閣で法務大臣を務めさせていただきました、長勢甚遠と申します。いまの民主党政権のていたらくは、みなさん方も(少し聞き取れず)…と思いますが、私はこれを見るにつけてもですね、戦後レジーム、敗戦体制、これがいよいよここまで来たかと、その象徴が民主党政権だろうと思います。安倍総理が戦後レジームからの脱却と言われたときに、私も感銘を受けて一緒に行動して参りました。そういうなかで28日に、自民党の憲法草案というものが発表されました。私はあれを読んでですね、また、自民党も、戦後レジームの定着に、大きな役割を果たしてきたんだなあということを、自ら言ってるようなもんだと思っています。
なぜ反対か。
この改正案のところは、賛成するところも沢山ありますけれども、一番最初にどう言ってるかというとですね、国民主権、基本的人権、平和主義、これは堅持するって言ってるんですよ。
みなさん。
この三つはマッカーサーが日本に押し付けた戦後レジームそのものじゃないですか。この三つを無くさなければですね、ホントの自主憲法にならないんですよ。
ですから私はまあ自民党員ですけれども、あの草案にはですね、反対なんですよ。(大きな拍手で一部聞き取れず)…我々自身が、戦後レジームの一部になってるんですよ。たとえば人権がどうだとか言われたりすると、平和がどうだとか言われたりすると、怖気づくじゃないですか。それは我々が小学校から、ずっと、ずっと教え込まれてきたからです。それを立て直すのはなかなか大変な作業です。みんなで力を合わせて頑張りましょう!(大きな拍手)

と、かなり凄い主張をされています。他の、錚々たるお歴々の方々の発言も驚異的であり、確かにこのような言説の中にどっぷり浸かっていれば人間の認識力や判断力も常ならざるものになってしまうのかもしれません。
ちなみに、この東京研修会へは、2016年6月の現時点で我が国の総理大臣である安倍晋三さんも参加されています。
この研修会自体は4年前のものですが、ここに披瀝された数々の主張や思想はそのまま現在の政権の核となっているようです。そして、自民党を強く支持するコアの人々もまた、これらの主張を十全に踏まえたうえで支持をしています。(決して、誤解や、知らなかったとか騙されているとかではなく)

最後に、そもそも、創生「日本」って何なのでしょう?
自民党、衆議院議員の古屋圭司さんのオフィシャルサイトによると、以下のように書かれています。

創生「日本」東京研修会

カテゴリー:創生「日本」, 議員活動

2015年11月28日

故中川昭一氏により設立された「真・保守政策研究会」は、安倍晋三会長のもと創生「日本」として再出発して5年。久しぶりに安倍総理・会長出席のもと東京研修会を開催。全国から多くの同志地方議員や応援団が出席。講師は小川栄太郎氏と櫻井よしこ氏。永田町には多くの政策集団が存在するが、創生「日本」は、真の保守という明確な政治理念を掲げる政策集団だ。現在は188名の衆参国会議員と多くの地方議会議員がメンバーとして活動している。次の歴史的テーマは何といっても「憲法改正」。

5/31『やぎりんトリオ&松元ヒロ』アンケート集計結果

先月、5/31の『やぎりんトリオ&松元ヒロ』イベントには、沢山の方にご来場いただき有り難うございました。

会場でご記入いただいたアンケートを集計致しましたので、こちらにアップさせていただきます。

アンケート結果(PDFはこちら)

クリックすると大きく表示できます20160531アンケート結果-1

クリックすると大きく表示できます20160531アンケート結果-2

【ミナセン東京20区】ビッグミーティング、に行ってきました

事務局員のHです。
本日、6月12日の午前中、東村山市中央公民館で行われた「ミナセン東京20区」主催の「ビッグミーティング」に参加してきましたので簡単に報告します。

主催の「ミナセン東京20区」は衆議院選挙をターゲットとした会なので、今回、衆参同日選挙がほぼ無くなり参議院選挙のみとなったこと、その参議院選挙が間近に迫っているということもあり、参加者は27名と、やや低調でしたが、内容は結構濃いものになったと思います。
まず、最初に参加者はそれぞれの一番の関心事のテーマに分かれます。テーマは4つ。

・原発
・沖縄、安保法制
・改憲
・子育て、年金、貧困、格差

小一時間ほどグループでテーマに沿って話し合い、その後、各グループの誰かが内容を纏めて3分程度で話す、というもの。
なお、あくまでも今後の具体的な活動の糸口をその中から見つける、という目的意識を持ったうえでの話し合いになります。
それぞれのテーマで、私が印象に残った話は以下のものです。

・原発
 公共工事で除染土を使用可能にした環境省、経産省が所掌する原発、縦割り行政の弊害。
 未だに数万人が避難を余儀なくされているというのに・・・・怒りしかない。
 我が家の植物の実の付き方がここ数年妙な気が。311以前の記録ないので比較できなくて残念。
 他の世代に期待すべきではない。では何に期待を? 自分自身に期待せよ。

・沖縄、安保法制
 九条は守らないといけない
 正論が通じないことが多いが、話し合いを怠けずにやってゆくしかない

・改憲
 自民党の改憲草案は本当にひどいものだが、それをどうすれば人々にうまく伝えられるだろうか?
 ポスティング、でも読んでもらうのは難しい、目を引くコメントを付ける等。

・子育て、年金、貧困、格差
 子育てにはお金がかかる、奨学金もローンと同じ(返すのが大変)
 税金の取り立ても厳しくなってきている、小泉政権が転換点だったと感じる
 人々の関心事を測るため&興味を引くキッカケとして、シール投票など有効では?
 (発表者の)いま一番の関心事は子供の貧困。夏休みに、はちこくやまで子供が野宿をしていたという話を聞いた・・・

きよせ市民の会からは、私の他にも3名参加されていましたので、もし、補足などあればコメント宜しくです。

みんなで選挙「ミナセン東京20区」に行ってきました。(6/1追記)

選挙区20区(東村山市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市)から、
私たちの趣旨に従って行動する候補者を支援し、一人でも多く当選させましょう。

まず、9人の市民がそれぞれの思いを5分ずつ話されました。
1.サラリーマン  子どもの未来を考えて
2.年金受給者  どんどん削られる社会保障、憲法25条違反だ。
3.介護の現場から 介護保険はどんどん利用しづらくなっている。
4.障害児の親を支援する立場から 排除的な教育環境が不登校の子の数を増やしているのではないか?
5.安保の問題について 「だれの子どもも殺させない。」「野党は共闘!」印象的な言葉が生まれた。
6.沖縄問題 安倍政権のお陰で沖縄の問題がクローズアップされた。憲法を守る日本政府であって。
7.子育てのパパ 義弟の兄弟がナイジェリア人、イラク戦で戦死している。さすがに目覚めて何か行動せねば。
8.原発の問題について (清瀬市在住)3.11直後から福島の子どもの健康を心配しサポートしてきた。原発点検作業など
  危険なことを黒人にさせている。彼らは帰国後死ぬ。熊本地震後も原発止めない安倍政権は打倒しかない。
9.保育園のママの立場から 子育て世代は非常に追い詰められている。一億総活躍は誰のためのものなの?

主催者もそれぞれに現政権への思いを語られて、
今の政治をさせておくわけにはいかない。
野党の皆さん、魅力的な政策、勝てる戦略を示して!

以下の結果を皆で再確認。9009票です、周囲に1票、2票広めましょうと。

衆院選2014 第47回衆議院議員総選挙 小選挙区東京20区 結果は下記の通りでした。
110273 木原 誠二 自民
 51362 竹田 光明 民主
 49902 池田真理子 共産
野党が共闘すればその差は9009票!

民進党さんどうか、うまく立ち回って下さい。

会場には、市議、都議、おおぜい見えていて市民と議員が
共同している感じが読み取れました。
みんなで選挙「ミナセン20区」始まった。
「ミナセン東京20区」設立趣意書

*浜田さん、阿部さん、私のメモ間違っていたら教えてください。お疲れ様でした。山田さん、運転ありがとう。ss

6/1 追記。

「お手紙報告書」が届きましたので、ここで紹介させていただきます。

ミナセンお手紙報告書PDF

ミナセンお手紙報告書PDF

5月3日有明防災公園での憲法集会に行ってきました。

IMG_5524
「市民の会」の幟端が憲法集会50000人のほぼ真ん中で力強くたなびいていました。周囲の人たちからこの旗のデザインがいいねと
褒められましたよ。迷子になった人達をもちゃんと導いてくれました。強風に持って行かれそうになるこの旗をしっかり支えていてくれた
我らが大将、小野塚さんお疲れ様でした。
それにしても5月31日のライブ予定のやぎりんさんにこんな大勢の中で遭遇したのにはびっくり。運命を感じました。
101歳のむのたけじさんの張りのある声に驚き、お話の理路整然としていることにさらに驚きました。凄い方です。

_DSC1948

_DSC1951

_DSC1957

_DSC1970

_DSC1976

_DSC1980

以下のサイトの報告記事も、お勧めです!
市民のチカラを見よ!~東京・憲法集会に5万の人波

「選挙ってなに? はじめの一歩」を聞いてきました(資料追記)

以下で報告しました勉強会のプレゼン資料を、主催者の「つなせん北多摩」さんから共有いただいたので、こちらにアップさせていただきます。
いま、ざっと読み返したのですが、供託金制度の説明の個所など、とても勉強になります!

供託金制度がない国では乱立候補を防ぐために、立候補するには、その選挙区の有権者から一定数以上の署名を集めることをルールにしている。

あと、ノルウェーの学校教育も、羨ましい限りですね…

プレゼン資料PDF
選挙ってなに?

—————————————-

「選挙ってなに? はじめの一歩」

「つなせん北多摩 選挙勉強会 No.2」(たぶんNo.1は座間宮ガレイさんのかな)、サブタイトルが「公職選挙法を踏まえた勝つための実践ノウハウ」という催しに行ってきましたので、簡単に報告します。

日時:4月23日(土)14:00-16:00、場所は「コール田無」というところで、私(事務局H)には初めての場所、すこし迷いました…。

講師は桐山洋平さんという方で、おお、お若い! というのが第一印象でした。
第一部はその桐山さんがプレゼン説明。スライドで、日本における選挙の歴史や海外との制度比較、公職選挙法が如何に不可解で理不尽か(ここ私の主観的理解を含む)ということを話されました。

すこし休憩を挟んで、第二部では、青木さんという方(主催者の方?)と桐山さんとのセッションという形で進行。
主に青木さんが、選挙運動の支援経験から得た実践的な公職選挙法「対策」を語り、これが結構面白かったですね。
たとえば、

・半年前くらいからポスターを一軒ずつ頼みながら張ってゆく。一斉に張るのではなく、徐々にポスターが増えてゆくことで、勢いがあるように見える。

・誰も日常では政治の話などしないが、選挙対策事務所では政治の話ばかり。そういう意味では異次元を体験できる。

・選挙は大変。もう二度とやりたくない、と思うが、少し経つと、またやりたくなる。

・公職選挙法で規制されている「戸別訪問」は、あくまで不特定多数への働きかけに対してであり、「戸々別訪問」(青木さんの造語?)をも禁止しているわけではない。

など。そのあとの質疑応答のところだったか、いろいろと参考になる発言もありました。(以下は私の解釈であり、誤解があるかもしれませんので、あしからず)

・ビラ配りを迷惑に思う人が選管に訴えることでその行為も禁止の対象となる。要は市民が原因。
・戸別訪問の禁止は、迷惑という側面の他に、金品で買収する類の行為を禁止する目的も、源流のひとつとしてある。
・結局、我々の民度に応じたレベルの法律になっているということ。
・インターネットを用いた運動は、最近の考え方の流れとしては、個別に宛てたものはOKと解釈される。Webについても一人一人がそのサイトを見に来ていると解釈できる。

ということで、要約すると、規制または禁止されているのは、あくまでも不特定多数に向けた行為である、と解釈できるようです。
あとは、憲法の権利規定に基づいて判断すれば、そんなに「あれもダメこれもダメ」とはならない、ということでした。
(が、正直、選挙運動慣れしていない者に、その区分を付けるのは至難の業だと思いました)

参加者は、残念ながら少なめでしたが、最後の質疑応答のところで、公職選挙法の「キモ」がつかめたような気がしたので、ああ聞きに来てよかった、と思った次第です。

ということで、公職選挙法に興味を持たれた方は、原文にあたって見られるのも良いかもしれません。ただし、お勧めはしませんが。(だって、肝心の選挙運動とは何かという定義自体も書かれていないのに、それについて云々している法律だったりしますし…)
なので、調べるというよりも、うわあこんな内容なんだ、という興味でなら是非読んでほしいですね。

公職選挙法

なお、当日の桐山さんのプレゼン資料は、近々Web上にアップされるとのこと。僭越ながら、よく纏まっている資料でしたよ。

いちよ・たかこ・やぎりんトリオのライヴを聴いてきました。

4月16日(土)午後2:00~於:立川市女性総合センター

休憩10分を挟んで2時間があっという間に過ぎました。有働さんが絶賛していたとおりです。
古山さんと二人で大満足で帰ってきました。きよせ市民の会のイベントとして相応しい演者です。
やぎりんさんの控えめなトークであとの二人の女性が輝きます。
いちよさんの抑えた歌い方、なかなか魅力的です。元タカラジェンヌです。いい声。
たかこさんが奏でるハープの音色は優雅だったり力強かったり、軽快だったり・・
ハープ演奏はいつ見ても絵になりますね。3人ともビジュアル的にもとても美しい。
5月31日の清瀬でのライブが待ち遠しいです。
499円のチケット、自信を持って売りましょう。松元ヒロさんのトークもついてくるなんて絶対見逃せない!
↓ちょっと古い動画ですが・・
今はいちよさんが加わって3人で活躍してらっしゃるようです。3人がそれぞれチャーミング!!
たかこ・やぎりんデュオの動画