昨夜、10月1日、弁護士の白神優理子さんをお招きし、『安倍さんは何をしたいの?』というタイトルに基づき、たいへん素晴らしい講演をして戴きました。ご都合により来場できなかった方々にも是非見て戴きたい内容です。そのときの資料及び動画は許可を得次第、あらためてアップしたいと思います。
さて、昨夜は講演会に引き続き、賛同者会議ということで会の活動報告や意見交換を行いました。
活動報告については、席上配布しました次の資料をご覧ください。
20161001_戦争法廃止きよせ市民の会の活動報告.pdf
昨夜は90名強の方々に参加を戴きました。詳細は、また後日に致しまして、とりあえず以上を報告します。
(以下、事務局員Hによる追記、2016年10月2日)
白神優理子さんの講演は実に心に響くものがありました。何故か? そこには通り一遍の言葉だけでなく、実体験に根差した「語り」であったからだという気がします。
もちろん、白神さんは若い女性であり、じかに先の戦争の体験を持つ方ではありませんが、実体験者、いわば一次体験者から直接その体験談を聞き、それが自分にとってどういう意味を持ち、自分にどのように作用したかという点を明確に語られており、彼女はいわば二次体験者だと言えるでしょう。私はその真摯な二次体験者としての「語り」に、ある種の感動を覚えたのかもしれません。彼女の前向きな姿勢と誠実な態度を見ていると、これはこちらの勝手な希望ですが、将来、国政に打って出てほしい人材であり、第二の山尾志桜里さんになってほしいものだと思ったりします。
さて、活動報告の内容に話は変わりますが、先の参議院選挙では4野党の統一候補が11の選挙区で勝利したものの、全体としては改憲派の議席数が2/3に達してしまいました。これをどう評価するか。賛否の分かれるところです。
それは参議院選挙のあとの東京都知事選挙での、野党統一候補者の選出プロセスにも言えますし、さらに言わせてもらえれば、民進党の新幹事長として、野田前総理が選ばれたことも、今後の野党統一の在り方において、大いに懸念となる点でしょう(これはあくまでも私見ですが、野田さんこそが現在の安倍政権の磐石なる礎を築いた方ではないでしょうか)。「今後の方針」としては、野党共闘を働きかけることですが、どの方向に働きかけるか、という点は旗色を鮮明にしなければならないように思います。
(その点、この前の都知事選は、実に様々な教訓を残してくれた冷徹なる現実であるので、ここからどれだけ学ぶことができるか、そこに今後の活動の生き死にが決定されると考えます)
事務局の齋藤です。
講演は大好評でした。白神さんのご本「日本憲法は希望」が50冊売れました。
サインを求める皆さんが、「よかったよ」と異口同音におっしゃってました。
アンケートへのご協力もありがとうございました。30数枚記入いただきました。
だいたい次のような3点になるかなあと思います。
1.今、日本国民が置かれている政治的状況を分かりやすく説明していただき納得できた。
2.日本国憲法を護れるよう、各自が学び、仲間を増やしていくことが大事と再確認した。
3.状況はかなり悲惨だが若者の動きや市民活動の中に「希望」の兆しはあるのでそこを信じて皆で進もう。
*アンケートは10月15日のスタンディングや事務局会議に持参しますのでご覧ください。以上
今年 後期高齢者の仲間入りしました。白神優理子弁護士の話は生きた言葉で語り、今の若者が自分の言葉で語り、何とか政治をよくしていかなけらばの行動の指針として①根づいた70年余の平和憲法②先輩方の地味な活動と言われました。
そして何よりも自民党の改憲内容があまりにもひどい 改憲内容を知れば知るほど 現憲法の素晴らしさが認識される。国民の財産である平和憲法、人類の宝である平和憲法を日本だけにとどめないで全世界へ広げていこうではありませんか。