当会のメンバーである阿部さんから、清柳園の汚染焼却灰に関して投稿がありましたので、以下に掲載します。
清柳園(かっての清瀬市ごみ焼却施設)から汚染物質
柳泉園組合議員から市議会へ報告・市民は知りたいその実態
2021年12月17日 清瀬市 阿部洋二
11月30日、令和3年清瀬市議会第4回定例会柳泉園組合議会報告を傍聴。その中で「清柳園の敷地内で鉛やダイオキシンを含む大量の焼却灰が発見され・・・」とありました。 清柳園とは、清瀬市下宿市民センターの北方約50メートル、武蔵野線高架橋隣にあり、以前清瀬市の可燃ゴミ焼却炉が稼働していたという。今現場に行くと「立入禁止 柳泉園組合」の看板のあるフェンスに囲まれた広い敷地に3~4階建てくらいの大きな建物と巨大な煙突らしきものが長期間使用されてない様子で見られます。 敷地内に汚染された焼却灰があるという報告です。市民として、汚染の程度や量など、いつ頃何故に、その対策、今後の土地利用・・・具体的なことが分からず心配です。 清瀬市ごみ減量推進課を訪ね職員にお話を聞きました。それによると、稼働していたのは1年間程度(昭和の時代)、そのときのものだろうとも考えられる。その頃の担当者は既に居ない、記録も有効なものが見当たらない。当時は廃棄物処理法も無かった(或いは緩い内容であった)のでしょう。 近隣住民には市と柳泉園組合の職員が戸別訪問して、安全性は保たれている主旨で説明しており、今のところは市民全体に対する報告等は予定していないとのこと。 清瀬市ホームページに市長への意見を返事付きで送信するメールが設定されています。説明会を要望する旨発信しました。回答を受け取ったので次ページに示します。回答の主旨は汚染度の調査結果が国の基準を満たしたもので問題なし、近隣住民には戸別訪問で状況説明している、市民説明会は予定してない、等。 回答内容での疑問として①化学物質による人体への影響は被った本人だけの問題だけでなく何世代か後の子孫に出ることがある。アスベストでの中皮腫被害とは異なる。②汚染は清柳園だけ気にすれば良いのでなく放射能、他の化学物質、プラスチック・・・ 多様で複合汚染もある。③将来を見据えて法律の上を行く行政判断は歓迎される。等を返書しました。 市内に汚染物質があり、状況や今後が予定も分からずに放置されているのは市民として不安です。行政が情報を市民へ知らせずに居るのは良くありません。できるだけ早い機会にきちんとした報告を望むものです。行政としても今は調査や計画に不十分なところもあるようですが、早い機会に説明するよう要望します。 安全安心と行政の民主化のために多くの皆様が注目されるようお願いします。
投稿の内容はここまでです。問題の場所は地図で示すとこのあたりでしょうか。
なお、すこし補足しますと、現在の柳泉園と過去の清柳園との関係は以下の「ひばりタイムス」の記事に拠れば ”清柳園は1968年に設置され、当時の清瀬町が柳泉園組合に加入した70年に移管” されたものとのことです。