以前、このサイトでもお知らせした以下の集会に参加してきました。
柳泉園組合・長期包括委託契約問題
官民癒着の税金の垂れ流しは止め、安全安心のごみ処理を!
~今後のごみ処理を考える議員と市民の集会~
日時:9月21日(土曜日) 14時~16時
場所:清瀬消費生活センター 4階 第一会議室
主催:柳泉園・長期包括 原告団支援連絡会
参加者は十数名、と、やや少なかったですが、そのぶん環境問題にまで及ぶ濃密な話が出来たように思います。
市議の方は、清瀬市のふせ由女さん、西東京市の森てるおさんが参加。
●柳泉園組合が行った長期包括委託契約について
柳泉園組合が約2年前に行ったゴミ処理の委託契約は、知れば知るほど問題あるものであったように思います。が、そもそも私自身、柳泉園のこと自体をあまりよく知らなかったので、ネットで概要を調べてみました。以下。
柳泉園組合の管理者(東久留米市長) 並木克巳
以下 柳泉園組合のホームページ より引用。
”柳泉園組合は、関係市の「ごみ」と「し尿」の中間処理施設です。平成12年11月に焼却炉「柳泉園クリーンポート」(焼却能力1日当り105トン×3炉) が本格稼動しました。”
具体的に、どういう問題が指摘されているかという点については、本日の集会にも参加されていた青木泰さん(環境ジャーナリスト)が記事を書かれています。
東京3市のごみ処理場、民営化で官民癒着の疑惑浮上…不要な大規模工事も計画に
浮上してきた様々な問題点をハッキリさせるため原告代表である阿部さんや川井さんらが裁判で訴えてきた、その判決が9月27日に出されます。
9月27日(金)の予定
13:15 東京地裁で判決
15:30 原告団らによる記者会見
●今後について
ごみを如何に処理するか。その問題の当事者は市民であり、大きなスケールの話をすれば地球環境問題に直結しています。ゴミ袋の有料化、日々のゴミの分別、こみ焼却による水銀やダイオキシンの排出や大気汚染、処理しきれずに行方を失いつつあるプラスチックごみ。マイクロプラスチックによる海洋汚染も、深刻度を増しつつあります。
今回の判決を踏まえ、いまの時代に最もふさわしいゴミ処理や処分の方法を市民が主体的に考えるべき時期に差し掛かっているように思われます。