成果物がないにもかかわらず、柳泉園組合が民間コンサルタント業者へ契約代金を支払っているのではないかということで、2月8日に阿部洋二さんらが代表となり住民監査請求を行ったことについて、「ひばりタイムス」さんが記事にして纏めて頂いておりましたので、ここに紹介しておきます。
この問題については、『みんなが主役』市民の会のほうでも、今後とも注目してゆきたいと思います。
さざんかの花を咲かせよう
成果物がないにもかかわらず、柳泉園組合が民間コンサルタント業者へ契約代金を支払っているのではないかということで、2月8日に阿部洋二さんらが代表となり住民監査請求を行ったことについて、「ひばりタイムス」さんが記事にして纏めて頂いておりましたので、ここに紹介しておきます。
この問題については、『みんなが主役』市民の会のほうでも、今後とも注目してゆきたいと思います。
当会のメンバーである阿部さんから、清柳園の汚染焼却灰に関して投稿がありましたので、以下に掲載します。
清柳園(かっての清瀬市ごみ焼却施設)から汚染物質
柳泉園組合議員から市議会へ報告・市民は知りたいその実態
2021年12月17日 清瀬市 阿部洋二
11月30日、令和3年清瀬市議会第4回定例会柳泉園組合議会報告を傍聴。その中で「清柳園の敷地内で鉛やダイオキシンを含む大量の焼却灰が発見され・・・」とありました。 清柳園とは、清瀬市下宿市民センターの北方約50メートル、武蔵野線高架橋隣にあり、以前清瀬市の可燃ゴミ焼却炉が稼働していたという。今現場に行くと「立入禁止 柳泉園組合」の看板のあるフェンスに囲まれた広い敷地に3~4階建てくらいの大きな建物と巨大な煙突らしきものが長期間使用されてない様子で見られます。 敷地内に汚染された焼却灰があるという報告です。市民として、汚染の程度や量など、いつ頃何故に、その対策、今後の土地利用・・・具体的なことが分からず心配です。 清瀬市ごみ減量推進課を訪ね職員にお話を聞きました。それによると、稼働していたのは1年間程度(昭和の時代)、そのときのものだろうとも考えられる。その頃の担当者は既に居ない、記録も有効なものが見当たらない。当時は廃棄物処理法も無かった(或いは緩い内容であった)のでしょう。 近隣住民には市と柳泉園組合の職員が戸別訪問して、安全性は保たれている主旨で説明しており、今のところは市民全体に対する報告等は予定していないとのこと。 清瀬市ホームページに市長への意見を返事付きで送信するメールが設定されています。説明会を要望する旨発信しました。回答を受け取ったので次ページに示します。回答の主旨は汚染度の調査結果が国の基準を満たしたもので問題なし、近隣住民には戸別訪問で状況説明している、市民説明会は予定してない、等。 回答内容での疑問として①化学物質による人体への影響は被った本人だけの問題だけでなく何世代か後の子孫に出ることがある。アスベストでの中皮腫被害とは異なる。②汚染は清柳園だけ気にすれば良いのでなく放射能、他の化学物質、プラスチック・・・ 多様で複合汚染もある。③将来を見据えて法律の上を行く行政判断は歓迎される。等を返書しました。 市内に汚染物質があり、状況や今後が予定も分からずに放置されているのは市民として不安です。行政が情報を市民へ知らせずに居るのは良くありません。できるだけ早い機会にきちんとした報告を望むものです。行政としても今は調査や計画に不十分なところもあるようですが、早い機会に説明するよう要望します。 安全安心と行政の民主化のために多くの皆様が注目されるようお願いします。
投稿の内容はここまでです。問題の場所は地図で示すとこのあたりでしょうか。
なお、すこし補足しますと、現在の柳泉園と過去の清柳園との関係は以下の「ひばりタイムス」の記事に拠れば ”清柳園は1968年に設置され、当時の清瀬町が柳泉園組合に加入した70年に移管” されたものとのことです。
以前、このサイトでもお知らせした以下の集会に参加してきました。
柳泉園組合・長期包括委託契約問題
官民癒着の税金の垂れ流しは止め、安全安心のごみ処理を!
~今後のごみ処理を考える議員と市民の集会~
日時:9月21日(土曜日) 14時~16時
場所:清瀬消費生活センター 4階 第一会議室
主催:柳泉園・長期包括 原告団支援連絡会
参加者は十数名、と、やや少なかったですが、そのぶん環境問題にまで及ぶ濃密な話が出来たように思います。
市議の方は、清瀬市のふせ由女さん、西東京市の森てるおさんが参加。
●柳泉園組合が行った長期包括委託契約について
柳泉園組合が約2年前に行ったゴミ処理の委託契約は、知れば知るほど問題あるものであったように思います。が、そもそも私自身、柳泉園のこと自体をあまりよく知らなかったので、ネットで概要を調べてみました。以下。
柳泉園組合の管理者(東久留米市長) 並木克巳
以下 柳泉園組合のホームページ より引用。
”柳泉園組合は、関係市の「ごみ」と「し尿」の中間処理施設です。平成12年11月に焼却炉「柳泉園クリーンポート」(焼却能力1日当り105トン×3炉) が本格稼動しました。”
具体的に、どういう問題が指摘されているかという点については、本日の集会にも参加されていた青木泰さん(環境ジャーナリスト)が記事を書かれています。
東京3市のごみ処理場、民営化で官民癒着の疑惑浮上…不要な大規模工事も計画に
浮上してきた様々な問題点をハッキリさせるため原告代表である阿部さんや川井さんらが裁判で訴えてきた、その判決が9月27日に出されます。
9月27日(金)の予定
13:15 東京地裁で判決
15:30 原告団らによる記者会見
●今後について
ごみを如何に処理するか。その問題の当事者は市民であり、大きなスケールの話をすれば地球環境問題に直結しています。ゴミ袋の有料化、日々のゴミの分別、こみ焼却による水銀やダイオキシンの排出や大気汚染、処理しきれずに行方を失いつつあるプラスチックごみ。マイクロプラスチックによる海洋汚染も、深刻度を増しつつあります。
今回の判決を踏まえ、いまの時代に最もふさわしいゴミ処理や処分の方法を市民が主体的に考えるべき時期に差し掛かっているように思われます。
主に清瀬市民の皆さんと考えたい、ごみの問題について。
ゴミ問題には、いろんな側面があります。清瀬市では来年、指定ゴミ袋が2倍になる計画が有りますし、環境問題で言えば近年マイクロプラスチックによる海洋汚染の深刻化がクローズアップされています。ゴミ問題は、まさに今そこに在る問題なのです。
ここでは、そのゴミを処理するために設立された「柳泉園組合」に関する問題を取り上げます。冒頭で「主に」と書いたのは、柳泉園問題については、清瀬市のみならず近隣の東久留米市と西東京市の問題でもあるからです。以下は、ここ数年間、柳泉園問題を注視してきた阿部洋二さんが、清瀬駅頭配布を想定して作成されたチラシの内容です。9月21日(土)14時から、ゴミ問題に関心を持つ方々にも広くご参加いただきたいと思っています。
なんだ! この契約は
・ ・ ・ 許せん!
柳泉園組合・長期包括委託契約問題
官民癒着の税金の垂れ流しは止め、安全安心のごみ処理を!
~今後のごみ処理を考える議員と市民の集会~
日時:9月21日(土曜日) 14時~16時
場所:清瀬消費生活センター 4階 第一会議室
主催:柳泉園・長期包括 原告団支援連絡会
(年度末解散予定の企業が翌年度事業を受注してどうする?)
(落札企業が解散したあと別の企業と契約って変だね?)
税金の垂れ流しを許さない、安全安心のごみ処理、市民の小さな声を生かす集まりです。
連絡先:阿部洋二: 090-5339-2531
ブログ:市民発!柳泉園組合長期包括契約問題
https://ryuusenen-choukihoukatsu.jimdofree.com/