去る9/15に市政懇談会を行いました。
雨が降ったりやんだりと足下の悪い中、市政に熱い思いを持った皆さんが集まり、市政への意見、要求を出し合いました。
現“渋谷”市政にもの申す
・市長は「市政は国の末端行政である」と公言し、国の方針をそのまま市に持ち込み、市民に背を向けている。特に老人や障害者の問題には後ろ向きである。
・市長は、市庁舎建設の資金を確保するために、予算削減を職員に競わせている。
・酒気帯びで会議に出席したり、伊勢神宮参拝のため公務を欠席したり、酒席へ参加するために公用車の運転手に残業をさせるなど、市長としての資格が疑われる。
市長には、市民の目線で市政をやってくれる人を選びたい。
命を守る
・清瀬市は、1982に核兵器の廃絶と軍縮を求める「非核清瀬市宣言」を行っているが、市内には横田基地や所沢通信基地と結ぶ「大和田通信基地」があるため、核攻撃の対象になる可能性がないとは言えない。市民のいのちを守るために、攻撃対象になるものを基地に持ち込ませないよう監視を行ってほしい。
・災害時の避難場所「下宿市民センター」「野塩市民センター」の早急な耐震改修をして欲しい。
暮らしを守る
・年金が切り下げられて生活が苦しい。
・市民の要求は国民健康保険料の値下げなのに、市は国保税健全化計画で値上げに誘導している。
・特養ホームを建ててほしいが、市長にその気はない。
・無利子の貸し付け制度「緊急福祉資金」の廃止に反対する。
・年寄の居場所が欲しい。市には「ふらっとサロン」が40か所開設されているが、市の宣伝不足で知られていない。
・ひまわりフェスタで交通渋滞になっており、交通渋滞や排気ガスなど市民生活に支障が出ている。
子どもを守る
・「こども食堂」に市からのバックアップが欲しい。市民と行政が共同していくことが大事だ。
・公立保育園3園を廃園し新しく認可保育園ができたが、庭がなく環境が整っていない。公立保育園を再開して待機児童を解消してほしい。
・子ども達の人権を守るはずの先生の人権が守られていない。以前は“チーム学校”だったが、非常勤の先生が入ってきて道徳や英語も入ってきた、子どもの不登校などで学校の先生のストレスがたまり、学校の現状が悪くなっている。
・障害児のための特別支援学級は、清瀬駅北口の清瀬中学校にしかない。ため、南口にもあった方が良い。
・授業時間が長い・宿題が多い・ランドセルが重い・親を早く家に帰してほしい。
その他
・女性議員へのパワハラだけでなく、市職員に対するパワハラもある。
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こうしてみると、生活に密着した問題が山積していることがわかります。
清瀬市民の切実な要望に真摯に向き合ってくれる市長が必要です。また、市民本位の政治のために、以下のような行動が必要だと意見交換を行いました。
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今後の運動の提案
①市政の現状を知らせる。運動を知らせる。賛同者を増やす。
②候補者の受け皿を作ることが大事。お金と機動力が必要。
③市長側に公明党がついているから自民が負けない。
④前回の選挙で市長が20,000票、対抗する高田候補が8,000票、棄権票が28,000票と新有権者の18~19歳への働きかけが鍵ではないか。
⑤比例区の3党の票から考えればもっと取れるはず。自公が37.9%、共産・社民・立憲民主で39%である。国政への不満を、市政を支える地域の有権者へ。
⑥もう少し具体的に政策を入れる。今の国政に怒っている人は多いが、その政権を支えているのは地方議会である。国民の怒りを結集することが大事。日本会議を崩すことが大事。東京20区の木原は日本会議に所属している議員である。地方は国政を支えているので、地方から、切り込む候補者は早く決めること。
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最後に呼びかけ人の小林二男先生にご挨拶を頂きました。
『市政には団体自治と住民自治がある。団体自治は暮らしを守る条件となる条例を作ることができる。住民自治は直接民主主義で市長を選べる。市長は市民に責任を持つ。今日の話し合いで出たことを政策化してそれに合意する市長と、市長を支える市議を過半数当選させる。住みよい清瀬を目指し、オール清瀬で連帯の輪を広げていきましょう。』
国政と自治体の選挙は関係ないという意見もありますが、どっちの政治も全て私たちの暮らしに直結する、税金を使うんですから、関係ないことありません。
ぜひ皆の力で、まずは!私たちのまちを良くしていきましょう!