「辺野古の海・高江の森 失われゆく沖縄の自然」写真展
観客アンケート集計
(★は事務局のコメント)
- 実施:2017年6月12日(月)~18日(日)の7日間
- 場所:西武池袋線清瀬駅北口 西友4階クレアギャラリー
- 方法:アンケート用紙(別紙B5片面1枚)を会場側面のテーブルに置き、その場で書いて回収箱に投函してもらう。
- 回収総数:45人/観客総数 約360人(推計)
・性別 男(10人)、女(21人)、不記載(14人)
・年代 30代(1人)、40代(6人)、50代(8人)、60代(15人)、70代(13人)、80代以上(2人)
★総観客数とアンケート回収率
会場は、駅前複合ビル4階の公開通路左右壁面(各10メートル)を展示スペースとするもので、フロアには書店、英会話スクール、市立図書館分館などがある。観客はたまたま通りがかりに写真展会場を通るケースが多かった。観客数の正確な計測はしていないが、会場で足を止め「展示を熱心に見入っていた人」の数を時間帯別に目視で数え、それを基に全体を推計したところ、360人を優に越える結果となった。アンケート回収率は約12%に留まった。
■調査結果 (カッコ内の数字は回答数)
質問1)この写真展をどこで知りましたか?
回答
- 通りがかり(15) 知人から(8) チラシ(4)
- 市報(4) SNS(2) アサココ(2)
- 東京新聞(1) ポスター(1) 家族から(0)
★「通りがかり」が多いのは場所柄で、「図書館へ来て」「西友に来て」「通勤途中」など具体的に書いた回答もあった。
★「家族から」がゼロだったのは、社会的要因によるものか、単に回答総数が少なかったためか、不明である。
★新聞主要5社にネットで情報掲載を依頼したが、取材・掲載は東京新聞のみ(武蔵野版)。東京新聞を見て近隣の市や都内から来た人がかなりいた。尚、内容からみてアカハタや聖教新聞などへも取材を依頼すべきだった。
★地域情報紙の清瀬市報、アサココ(朝日新聞折り込み)を見て来た人も、実際には回答数をはるかに越えていると思われる。清瀬市の施設や街頭の掲示板にきめ細かくポスターを掲示したが、これも回答数には表れていない。
質問2)辺野古や高江の現状についてどう思いますか?(いくつでも)
回答
- わからない〔 よく知らない(7) 判断できない(2) その他(4) 〕
- しかたがない/理由は・・・ (回答無し)
- 基地を沖縄だけに押し付けてよいか?〔 そう思う(1) 思わない(39) 〕
- 国民全体で考えるべき 〔 そう思う(39) 思わない(1) 〕
- アメリカと交渉して別の方法を考えるべき 〔 そう思う(34) 無理(3) 〕
- “自然”は時間がたてば・・・〔 復活する(3) 破壊が進む(26) わからない(9) 〕
★答えを誘導する質問となってしまい、もっと本音を聞き出す質問を工夫すべきだった。
自由記述 (アンケート回答欄の欄外に書かれていたもの)
- 基地は日本から出て行ってもらいたい。日本全体にとって危険。(60代女性)
- 沖縄を思って下さってありがとうございます。(50代女性)
- (自然は)一万年単位では復活するが、100年単位では破壊が進む。(40代)
- 北朝鮮はいちばんに沖縄を(ねらう)。アメリカの基地が多いので第二の悲劇が起こる。(70代女性)
- (沖縄は)アメリカによって生活している人たちがいるため(どう考えたらよいか)分からない。(60代女性)
- 自然豊かな、しかも貴重な動植物がいる高江を壊したり、辺野古の海を汚すなんて許せない! もっともっと国民に知ってもらうことが大事かな。(70代女性)
- 子どもたちに自然を残していくことが大切だ!!(50代女性)
- 議員が年寄りばかりで右向け右だから国民は選挙の時、良く選んでほしい。他の国民(特に若者)は無関心が多い。沖縄の現状を見てほしい。飛行機の騒音が激しいと思う。(60代)
- (沖縄の現状について)現場に行ってみたい。(70代男性)
- 練馬でも沖縄を考える会をやっています。(50代女性 )
- 公共の場所でこのような写真展が出来る清瀬はいい町だ。(東村山40代)
- 誇れる国とは、武力を決して行使しない国です。自衛隊の災害救助活動にはとても感動します。(40代)
★自由回答が多かったのは、会場にイスとテーブルを用意したことが功を奏したのだろう。
以 上
アンケート結果は次の企画・計画に生かしたいと思います。ご協力ありがとうございました。
2017/07「失われゆく沖縄の自然~辺野古の海・高江の森~」写真展実行委員会