2017.02.18 事務局会議の概要報告

2017.02.18 戦争法廃止きよせ市民の会事務局会議 於:平労会館

1 情報討議と今後の活動
 (1)「太陽の蓋」の上映(当日13時集合)
   ★日時 3月18日(土)14:00~17:00
   ★会場 アミュー6階生涯学習センター 講座室1 入場料500円
 (2)チラシの配布を清瀬市市内、5市にも広げるか
 (3)DVD予約
 (4)当日の運営と役割
   ・会場設定、映写担当、受付、司会、挨拶
   ・当日のタイムスケジュール
   ・13:55    挨拶
   ・14:00~16:10 「太陽の蓋」の上映
   ・16:10    参加者による感想・意見交換
   ・17:00    散会

2 2月18日(土)スタンデング11時~12時
 (1)参加者  7
 (2)署名   南スーダンPKO12筆 沖縄4筆
 (3)20170218駅頭配布チラシ
 (4)次回スタンデング 3月18日(土) 11:00

3 「選挙でかえよう20区市民の会」(仮称)
 (1)日時 3月25日(土)16:00~18:00
 (2)会場 東久留米生涯学習センター マロニエホール
 (3)申し入れ書
  1 政党への申し入れをいつ頃いくか(2月20日から4野党に連絡を取る担当小野塚)
  2 政策について検討
  3 事務局・ワーキンググループ
  4 清瀬市民の会として選挙でかえよう20区市民の会(仮称)に下記のことを提案する
    ・4野党に申し入れを行った後、具体的に20区市民の会として行動を起こす。
     例えば、4野党のシンポジウムを行うとか、演説会を開催するなど。

4 2017年の計画
 (1) 具体的な活動案
  1 益川教授を呼んで、各大学に防衛のための研究費を配布する実態や、今学生が日本の将来のため何をなすべきか?等講演を頂く。
  2 益川教授の講演が決まったら、各大学・高校の門前でお知らせを配布する。
    ・大学生を拡大したい。タイミング:合格発表日・入学日・日にちを決めて、何を:学費・バイト・アパートなど
    ・憲法カフェやお茶べりしましヨを継続する。

5 財政問題(以前活動していた団体から財政を受けとる)

6 その他

  次回事務局会議 3月17日(金)19:00 平労会館

以上です。

2/18「新座さいがい・つながりカフェ」参加報告

2017年2月18日の午後、新座の栄公民館で「新座さいがい・つながりカフェ」という集まりがあり、参加してきました。

この集まり、東日本大震災で被災された方々のうち、新座へ一時避難されている方々と、日常生活面でそれを支援する方々との交流の場ですが、福島県内の避難指示が一部を除いて解除され、原発事故被害者への賠償も打ち切られ、自主避難の方々への住宅支援もこの3月で打ち切られるという帰還政策が政府によって進められており、この「新座さいがい・つながりカフェ」も今回で実質、最後の集まりになるとのことでした。

避難生活をされている方々も引越し準備等の多忙の最中にも係わらず参加され、支援者も含め計20名ほどの参加者により、これまでの4年半の「新座つながりカフェ」をスライド写真で振り返りました。
今後は、せっかく出会えた絆なので、3か月に1度でも、集まれる人で「つながりカフェ」をできたらよい、参加できない人は近況を「つながりカフェ」の主催者に寄せ、定期的に発行する「通信」でつながり合えたらよい、とのことでした。
最後に参加者のみんなで「今日の日はさようなら」を唱い、集合写真を撮って散会となりました。

【印象に残った発言】
今回の集まりでは、スライド写真のほかに、避難生活をされている方々のお話や各参加者の発言があり、印象に残っているのは以下のとおりです。

・さいたま共済会館(浦和)でも3月5日に『太陽の蓋』の自主上映会がある。これは「あの日」のことを、いま一度、考えなおすと同時に、福島原発さいたま訴訟のことを、一般に広く知ってもらう目的もある。

・避難された方々が全国に散らばり、結果的にテレビを見る時間が長くなる等により、方言を奪われることを懸念している。(方言を研究されている教員の方)

・2月7日の東京新聞に、この新座つながりカフェのことが掲載されている。

・自主避難者へのアンケート結果を見ると、子どもに対してだけではなく大人も様々ないじめを受けている。

・今日の午前、朝霞市産業文化センターで説明会があった。参加人数もあまり多くなかった。行政の職員などが除染状況などを説明。放射性物質汚染廃棄物の仮置場の状況。ずっとそのままになっている。

・住民票を移すべきかどうかという問題。メリット、デメリットは居住する自治体によって異なる。

・南相馬市の桜井勝延市長のこと。日本国憲法全文を印刷した冊子を配布する一方で、南相馬市内の居住制限区域及び避難指示解除準備区域の解除を性急に決定してしまったこと。すくなくとも言えるのは、住民の意向を反映したものではない、と。

・解除をしないと、電車を通せない。線量の基準値は20ミリシーベルト。市では1ミリシーベルトに近づけるといっているが、何年掛かるか分からない。周りの人からは、なんでそんなところに帰るの、と云われる…

・星影のワルツ。隠されたストーリーがあると聞いたことがある。(実は部落差別を背景に持つ歌らしい)

・最初の2年くらいはどん底だった。ここで、みんなと繋がっていることが頑張ろうという気持ちになった。

・人生の区切りとして新たにスタート。仕事も、家の中もまだごちゃごちゃとしている。いろいろと支援していただいてありがとうございました。

・原発の事故。解決するのは随分先。原子炉の内部がようやくわかった。最終的には100年くらいかかるのでは…。…カフェもこれで最後ではなく、いったん中締めということで。こころはつながって居るとおもう。

・ボランティアというものをはじめてさせてもらった。する側の方こそ得るものがあると聞いていた。確かにそうだった。このように知り合いになれた。なにかあったら、また会いましょう。

・新座つながりカフェ、最初はスタッフは居るけど当事者が居ないという状態だった。プライバシーの問題で、避難生活をされている方々の情報が全く得られなかった。

・いろんな刺激を受けた。これからもそれぞれの持ち場で。頑張っていこう。

・「ゆい=結」。わたしは絆って言葉は嫌い。自分では支援(ボランティア)って思ってない。結で繋がり、楽しい時間を共有できた。これからも繋がってゆきたい。

・4月には花見、人数が少なくても行きましょう。

【参加しての感想】
政府の方針は、東京オリンピックを3年後に控え、国の内外に向け、原発事故を過去のものにしたい、という動機が非常に強いものであると感じます。
私などは、むしろ東京オリンピックなど今からでも止めてしまい、その代わり被災地の災害復興を加速させてほしいと思うのですが、現実は逆の方向に進むばかりです。
しかし・・・6年前の3.11、この国はもっと酷いことが起きたかもしれないということを、いま一度思い起こす必要がある、その「振り返り」の一助になればと思い、「きよせ市民の会」では、近々「太陽の蓋」の自主上映会を企画しました。
3月18日に清瀬駅前のアミュービル6階で実施します。

【関連情報】
インターネット上に存在する有用な関連情報を以下に紹介して、報告を終わります。


2/7 東京新聞の記事(新座、被災者支援活動に一区切り 他の地域の交流会などを検討)


「避難指示区域の解除について」(南相馬市のホームページ)


南相馬市のホームページに掲載された日本国憲法(全文)と桜井勝延市長のあいさつ文


南相馬市が全戸配布した憲法冊子(全条文収録)を市民はどう読んだか?(弁護士・金原徹雄のブログ)


「福島原発さいたま訴訟を支援する会」


NGOグリーンピースによる「政府へ原発事故の被害者の人権をまもることを求める署名」


【2/18 朝霞】第2回「相談・交流・説明会」(福島県県外避難者相談センターからのお知らせ)


放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト(南相馬市の状況)


自由なラジオ LIGHT UP JOURNAL おしどりマコ・ケンによる原発被害者集団訴訟の裁判レポート
※素晴らしいレポートです! こちらからYouTubeやMP3音声、また、文字起こし全文がご覧いただけます


20170219 UPLAN【シンポジウム】福島原発事故から6年ー「復興」の名の下に 切り捨てられる人びと

2017.01.29「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第2回連絡会の報告

2017年1月29日14時~16時、衆議院東京20区内の5市(東久留米、東村山、東大和、武蔵村山、清瀬)の有志による「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第二回交流会を、清瀬けやきホール内セミナーハウスにて行いました。
参加者は計42名でした。(なお、残念ながら武蔵村山市からの参加は今回ありませんでした)

配布資料:「戦争法廃止きよせ市民の会からの提案」および補足資料

まずは、小野塚さん(きよせ市民の会)から、前回の第一回交流会で各自持ち帰りとなっていた内容を踏まえ、参加各市の検討の状況や政策案、意見などを発表して戴きたい旨の挨拶がありました。

●参加者・グループからの報告、意見等

詳細は後日あらためて公開する予定ですが、大まかには以下のとおりでした。

・各市の市民の会と、この20区の会の関係を、どう考えればよいのか。
・現時点では所属の会や市を代表して来ているわけではなく、ここで何かを決めることは出来ない。
・まずは市単位で纏まり政策等を考えるための準備会を立ち上げた、または立ち上げようとしている段階。
・現段階では、ゆるやかに各市の交流をすすめてゆくことで如何か?
・参加者の多くは、別の会にも所属している人達のようだが、個人を含め、誰もが参加できる形にしてほしい。

●きよせ市民の会からの報告

配布資料に沿って、以下の政策案が提案されました。

5市政策(案)
  現在の問題点又は方向性   →    解決策
1 格差の是正・相対的貧困の解消 → 8時間働いて生活できる賃金・福祉医療年金制度の抜本的見直し。
2 教育制度環境による様々な歪み → 初等教育・中等教育・高等教育の見直し・大学までの無償化。
3 高リスクの原発依存からの脱却 → 再生可能エネルギーへの転換。
4 明るい未来が描けない → 安心して子育てが出来る環境を整える。
5 財政の不健全化 → 大企業や富裕層の優遇制度を見直し、累進課税にする。
6 憲法改悪の阻止 → 安保法制を廃止し、立憲主義を回復する。
7 沖縄の基地問題 → 沖縄の新基地を取りやめる。
8 横田基地のオスプレイ配備の問題 → 横田基地のオスプレイ配備を中止する。

※きよせ市民の会の議論の中で、問題が出た事項
きよせ市民の会グランドデザイン案 B 参照
 (1)財政問題で、ベーシックインカムの提案があります。
 (2)憲法問題で、理想となる憲法草案を提起するべきではないかとの議論もあります。

●4野党共闘を推し進める申し入れ書の提案

参加者からの提案により、4野党各党に対し「野党共闘で候補者の一本化」を申し入れることとなりました。
申し入れ書の案を小野塚さんが作成、メーリングリストを通し参加者各位に内容の確認・意見を求める予定。

●その他

詳細は後日あらためて公開する予定とし、ここでは省略します。
5市合同の事務局・ワーキンググループ設置、政策検討のための枠組みづくりの提案も用意されていましたが、これらについては時間切れとなり、会の正式名称化も含め、次回以降への持ち越し課題と考えます。

●次回交流会の予定

基本は5市の持ち廻りということで、次回は東久留米市が幹事となります。

日時 : 2017年3月25日(土)16時~18時
場所 : 東久留米市立 生涯学習センター まろにえホール

以上です。

2017.01.29 事務局会議の概要報告

2017.01.29 10:00-12:00 事務局会議 於:平労会館 参加者:13名

1、メールアドレスの問題について

 MLの件に関してPPTを用いた説明と、もし明確化しなければならないとなった場合の提案。

2、清瀬からの提案について

(以下、従来案を元とした折衷案をA案、グランドデザインを元とした折衷案をB案と呼びます)

 ・折衷案にしないほうが良い。これらは全く別の次元で考えないといけないものだと思う。
 ・野党共闘中心ではなく、市民が中心となりグランドデザインを出すべきでは?
 ・20区についても、野党共闘しかないと思っている。
 ・将来的にはB案、という気持ちだが、いまの時期にこれを出しても・・・若い人には支持されるように思うが、年寄りには不適。
 ・都知事選や東京10区の補選は、本当の野党共闘としての力を出し切れていないから負けた。
 ・野党共闘は大前提だと思っている。単なる野党だととんでもない党も含まれてしまうので最近は立憲4党と呼ぶようにしている。
 ・福祉年金制度の抜本改革というが、いまの与党の政策とどう違うのかという疑問がある。
 ・与党のは、ただ減らすばかりで、未来への希望が無い。B案はベーシックインカムを据え、社会の根本概念自体を改変する。
 ・ベーシックインカムは国家予算を越えており、実現不可能。
 ・特別会計も入れれば、200兆円以上ある。ベーシックインカムについては、議論も深まっており、注目度も高い。
 ・たしか、つい最近の国会質疑で蓮舫がベーシックインカムに触れていた。
 ・実際問題として、この政策を掲げて候補者として立ってくれる者が居るのかどうか…
 ・政党との擦り合わせをしなければならない。政策を豊かにして行くうえでは論議をしたいが、目先としては、従来の提案が妥当。
 ・A案とB案では、ほとんどの項目は合致している。
 ・全体の一貫性を与えるために、目玉としてのベーシックインカム、それと改憲草案作成の提案、経済成長戦略もB案には入っている。
 ・解釈改憲の隙間を埋めるための改憲、だが、触ること自体がタブー視されている。
 ・違いだけが広がってゆくのは良くない。いまから野党共闘しようとしている段階で、さらに歩みを進めるために、一致点を見出すべき。
 ・私はちょうど中間の意見になるかと思う。(B案に)賛同する部分が多い、反面、怖い気持ちもある。
 ・改憲は政権を取った後に議論すべきで、いまその議論に入るのは危険だ。
 ・政権を取らなければ実現できない政策だと言うが、たとえば、脱原発や、立憲主義の回復、沖縄基地問題、等々、どれも、政権を取ったあとでなければ実現できない政策と思われる。では、皆さんは立憲主義の回復を、どのような道筋でやるのですか? それで非政治層を納得させられる?
 ・カウンターとしての憲法改正案があって良いのではないか。
 ・この2案は表面的には似ているが次元が異なる提案であり、ここは折衷にせず、ともに提示することでどうか。次の選挙を具体的に見据えたものとしてAとしつつ、Bも検討する。
 ・(B案は)憲法改悪に対抗する憲法改善案。ここで纏めちゃうのはもったいない。

結論:午後の5市の会の資料としてはA案を採用しつつ「検討段階でこういう意見もありました」ということでB案も示す。

3、「太陽の蓋」の自主上映について

 上映時間が長いとの意見もあったが、6年前、多くの者が抱いた「脱原発」の思いを、いま一度想起するため行う方向で。
 ただし、具体を検討する時間もないので、次回の事務局であらためて話し合うことに。
 (以下、おおむねの目安と、企画の一例です)

 日時:3月下旬以降の土日の14時~17時(ただし春休み時期であれば平日も視野に入れる)
 場所:(参加者の想定数次第で以下から選択)
   候補1:生涯学習センター(アミュービル)講座室 参加者想定は50~60名
   候補2:アミューホール(アミュービル) 参加者想定は80~120名
   候補3:清瀬けやきホール 参加者想定は150~250名
 イベント内容:(だいたいのタイムスケジュールのイメージ)
  ・14:00~ 市民の会からの挨拶
  ・14:10~ 「太陽の蓋」上映会
  ・  休憩(10分)
  ・16:30~ 福島から避難されてきた方々(3~6名)を中心としたトークセッション
    (トークのテーマの想定例)
    ・映画をご覧になっての感想
    ・それぞれの体験談、想い
    ・この国のこれからに望むこと
  ・17:00  閉会
 参加費:500円

4、午後の5市市民の会について

 ・各市から代表を立ててもらうことにするのか?
 ・参加者は個人であったり会を代表してであったり、様々な参加の形を取っている。
 ・必ずしもグループの代表として、もしくは、市を代表して来てもらっていない。
 ・5市の会があって、その下に既存の各グループが集結するわけではないと思っている。
 ・きよせ市民の会のような「ゆるーい」枠で、やれれば良いのでは? あくまでも東京20区という括りでの集まり。
 ・可能なら各市から窓口担当を出してもらえれば。(たとえば東久留米では纏めの会を立ち上げ準備している模様)

 ・いまは統一候補を勝たせることが最優先。意見の違いが分裂や運動の妨げにならないよう気を配るべき。
 ・事務局は必要になるだろう。また、すべてを事務局でやるのは大変。個別にワーキンググループ(WG)も必要。
 ・すべて事務局が行うのでは? そこを分けると政策的なコア部分の議論で事務局との齟齬が懸念される。
 ・仮に課題ごとにWGを立てるとしても、そこで決定するのではなく、必ず全体に諮る。
 ・WGからの報告を事務局が受けて全体に共有し、その結果をまたWGに還元する、その繰り返しで検討を深める。
 ・WGは案を出したり、5市としての叩き台をつくる場。決定の場はあくまでも全体の会議で。

 ・色々と詰めてゆかないといけないことが多く出てくる。次回の予定や候補者との顔合わせとか。
 ・立候補者との繋がりは、どこが行う? 連絡調整役は必要になるだろう。
 ・事務局会議がベースとなる。そこで出たものを各市に持ち帰ってもらい、また、持ち寄る、その循環を上手く廻す。
 ・東京20区として実施するのは政策を決めるだけでは? 運動(イベント)は、それぞれの市でやると思っていたが。
 ・イベントによっては5市全体でやったほうが効果があるものもあるはずで、そのようなものをここでは立案する。

5、その他

 ・都議選への対応は? 話題にしたかったが、いまは時間がない・・・

 ・次回の事務局会議・・・年間計画の案で行けば、事務局会議は第3土曜の午後1:30-3:30となります。場所は?

以上です。