清瀬市の非核宣言


ふと、清瀬市の非核宣言を読み直しています。

非核清瀬市宣言

以下、清瀬市のホームページから、その英語版を含め、引用します。

非核清瀬市宣言

世界の恒久平和は、人類共通の願いである。
我々は、世界で唯一の被爆国民として、被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを、声を大にして全世界の人々に訴え、再び「広島」・「長崎」のあの惨禍を繰り返させてはならない。
我々は、非核三原則(造らず、持たず、持ち込ませず)が完全に守られることを願い、すべての核保有国に対し、核兵器の廃絶と軍縮を求め、いかなる国の、いかなる核兵器も、わが清瀬市内に配備・貯蔵することはもとより、配備訓練、空中輸送、核部隊の通過も許さない。
我々は、核攻撃の目標となるおそれのある施設の撤去に努め、いかなる理由があろうとも、新たに設けることを認めず、疑わしき施設の実態把握と公表に努めることを宣言する。

昭和57年9月29日
清瀬市議会

THE NON-NUCLEAR DECLARATION OF KIYOSE CITY

Eternal world peace is a desire common to all mankind.
As the only nation who has been atom-bombed, We must testify to the terror of the atomic bomb attack and the suffering of atomic bomb victims to the people all over the world in a loud voice,and we must not allow the terrible disasters in‘Hiroshima’and‘Nagasaki’to be repeated.
We wish for the complete observance of the three non-nuclear principles(not to manufacture,possess,or introduce nuclear weapons), demand the abolition of nuclear weapons and the disarmament of all nuclear powers,and we will never allow the deployment, training or air transport of any nuclear weapons of any country, or passage of any nuclear unit, let alon their deployment and storage in Kiyose City.
We declare that we will endeavor to remove the facilities likely to be a target of nuclear attack.And we will not allow such facilities to be built for any reason. Furthermore,we will investigate and make public the actual condition of the suspicious facilities.

September 29,1982
Kiyose City Council

実に素晴らしいです。オバマの空疎な(と私には思われる)「広島スピーチ」などよりも、誠実で簡潔な宣言であることに感動すら覚えます。

なによりも、きわめて具体的な宣言になっている点が、素晴らしさを際立たせています。日本国憲法がその第12条で、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」と、謳っているように、この『非核清瀬市宣言』もまた、市民の不断の努力によって実効性のあるものにし続けなければならないとの思いを新たにします。

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