2016.12.18「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第一回連絡会の報告


2016年12月18日、衆議院20区内の各団体との交流会を、清瀬市生涯学習センターにて行いました。
参加者は計37名でした。

冒頭、小野塚さん(きよせ市民の会)からの挨拶で、呼びかけ団体である「きよせ市民の会」の紹介と、この交流会の主旨についての説明がありました。

●本交流会の目的

・戦争法廃止きよせ市民の会としての考え(一致する政策協定づくりの叩き台として)

(1)安保法制の廃止、立憲主義の回復
(2)アベノミクスによる国民生活破壊を阻止し、格差と貧困を是正する
(3)TPPや沖縄問題など国民の声に耳を傾けない強権政治を許さない
(4)安倍政権のもとでの憲法改悪に反対する

この4つのほかに、

(5)反原発や高齢者医療なども視野に入れて考えたい
(6)衆議院20区での市民の要求を明確にしたうえで、それを取り入れる

など、この交流会にて話し合いながら決めてゆきたい。

つづいて、各市からの参加者の自己紹介および意見を伺いました。

●各ご意見の概要

・各団体の設立の主旨は、たとえば「戦争反対」や「立憲主義の回復」等であり、必ずしも選挙を目的とはしていない。
・(ある団体では)事務局は置かず、必要な時に声をかける、という緩い繋がりで運営している。
・この場で、団体の総意として決めることはできない、あくまでも有志としてやらざるを得ないだろう。
・この交流会の目的は20区で活動するグループの交流集会。選挙で結果を出さなきゃ問題は解決しない。
・下手に焦って、ひとを置いてきぼりにしないことが肝要。
・「改憲勢力3分の2」ラインを崩さないといけない。大きな視点で、我々がどういう役割を果たすべきか。
・(既存の各団体は)市民の切実な願いをもとに運動している。それを選挙だ、として切り替える必要ないのでは?
・いそいでやったらまずい、脱落者は出さないようにしたい。
・とりあえず話を聞いてきて来てくれというスタンスで今日は参加した。気長に焦らずに、と思う。
・通産省が進めようとしている、送電やベース電力という形の東電救済方針に対抗できる候補者を望む。
・小選挙区。候補はひとりしか出せない。勝つためには候補を統一し、勝って、そして政権を変えるしかない。
 そのあたりを、どこにどうぶつければいいのかと思う。
・TeNネットワークの協定書の第10項には「反原発」も入っている。
 各市で要求を出し合いながら纏め、それをもとに候補者に迫ってゆく必要がある。
・数は力。主体的に運動してゆくことが求められている。
・地域の要求、市民の要求を鮮明にしてゆくこと。
・オスプレイの問題は是非、取り上げてもらいたい。
・社会保障が酷すぎる、公団住宅の年金生活者は大変な暮らしを強いられている。暮らせる政治をつくろう。
・横のつながりが肝腎だと思う。具体的には名簿。最終的に大きな頭数にならなければ政党は動かない。
 候補者が何を考えているか。杉並では円卓会議が何度か行われている。共通公約策定など、すこしづつ進んでいる。

●候補者について & 政策(公約)について

・野党共闘の候補一本化という方向性は一致している。20区としての共通公約。
・各市で公約案を持ち寄り、それをすり合わせる、みんなで気持ちよく行いたい。
・積極的に、というのではないが(立候補したい人が居れば)市民の中から出す選択肢もある。
・都知事選では候補者の選抜過程で大いに不満が出て、ギクシャクした。結果として大敗した。
・意見交換をする場を。統一候補が決まってからでは遅すぎる。
 御贔屓のひと(可能性のある候補)が居るなら今のうちから名前を広めたほうが良い。
・候補者に市民の声を反映させる。候補者は政党に拘らず個人でも良い。
・市民の側で何ができるか。何名の人間がどういう選挙の手伝いができるかを整理しておく。
 「こっちはこれだけの要求とこれだけの体制を持っているんだ」と言って、ぐずぐずしている野党の尻を叩く。
・候補者を呼んで話を聞こう。候補者と馴染みになる、身近に感じることが大切。
・統一するしかないんだという圧力を候補者に感じてもらう。
・各党へ声を掛け、秘書でもいいので連絡会に来てください、そして我々の声を持ち帰ってほしい、と。
・各市、団体、個人で政策案など大枠で考えてきてもらい、それを持ち寄り、次回の交流会で擦り合わせしたい。

●活動を拡げる工夫

・集会をしても、毎回、同じ方が集まり、新規に開拓ができない、という悩み。
・選挙に行かない人に対する取り組みを考えたい。

●今後の集まりについて

・交流会そのものは、きよせ市民の会としては継続してやってゆきたい。
・場所は清瀬に固定ではなく、会場は持ちまわりで開催するかたちで。
・情報共有や交換を円滑に行うためにメーリングリストを用意する。

●会の名称について & 会のスタンスについて

・「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」とする。
・参加の形は、団体そのままでも良いし、そのなかの有志でも良い。
 (要は市民の、自由で主体的な参加の形が重要だと考える。)

●次回の交流会 2017年 1月29日(日) 14-16時

 とりあえず、次回の開催場所は清瀬で。(会場は決まり次第連絡します)
 次回の開催場所は、清瀬けやきホール内のセミナーハウスとなります。(清瀬駅北口から徒歩5分程度です)

以上です。

「2016.12.18「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第一回連絡会の報告」への2件のフィードバック

  1. 清瀬の世話人は決まってるようですが他の市の世話人は決まっているんでしょうか?各市にいないと清瀬の方が大変です。

  2. まだ決まってはいないと思います。世話人を立てて戴いたほうが確かに楽で、有難いところではありますが・・・
    ただ、世話人、または代表者が必須かどうか、そこも意見の分かれるところかもしれません。第一回ミーティングで参加者の自己紹介をしてもらったとき、「うちは代表を置かない、緩いつながりでテーマごとに声をかけて集まる」というところが結構ありました。ただ、衆議院選挙を視野に入れながらそんな緩さで大丈夫かってのもありますが、反面、自主的、主体的な個々の市民の自由意思を尊重したい想いもあります。個人として、たくさんの人に集まってほしいという想いもあります。

    必ずしも世話人を立てずとも、このホームページやメーリングリストでうまく情報共有、意思疎通を計れればと思います。時間もあまり無いかもしれませんが最初のうちは試行錯誤してゆくのだろうと思います。

    それと、19区20区を活動範囲とする「つなせん北多摩」さんとも上手に連携をとることで、そのあたりはある程度フォロー出来るのではないかと考えています。

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