事務局Hです。
行ってきたので、忘れないうちに報告と感想を。
まず、参加者は170名程度。
さすがジブリの高畑さん、お子さん連れもチラホラ来て居られましたが、
しかし、圧倒的に多かったのはお年寄りの方々でした。
高畑さんが話された内容は、以下のような感じ。
(あくまで個人的に聞き取ったものでありニュアンスの違いは容赦ください)
・安倍政権によって日本は戦争のできる国になってしまった
・日本人の同調気質の悪い面
関東大震災での朝鮮人虐殺、日中戦争での南京大虐殺
日本人が特別に残虐なわけではなく、過剰な恐怖心がそうさせる
・それが日本語に由来しているということ
敬語や適切な二人称を使うためには相手との距離を常に読まねばならない
・悪い面もあれば良い面もある、意識することが大切
・東日本大震災のことと柳川堀割物語のこと
避難所、仮設住宅、コミュニティが何回も破壊されてしまった。
津波対策、何メートルも嵩上げする、愚かな計画、時間も金も掛かり過ぎる。
柳川掘割は成功例だと思う。
・その他にも色々と・・・・
途中から、スライドを使って、日本美術史では西洋などに比べ
子供が描かれることが多かったという例を引き、
細やかな現象を享受するのが日本の特質であり良いところであった
という傍証として、解説されていました。
(オシッコしている絵が多かった・・・・)
休憩をはさんで、第二部は、若い方3名が登壇され、
高畑さんに質問をするという形式でした。
・政治と芸術について、どのように距離を取っていますか?
・9条は内容が曖昧だから明確にすべきという意見については?
・戦争を無くし、平和を維持してゆくには?
・今晩、ご家族に、今日の講演会の話などしますか?
などの質問が出ました。どんな回答だったか、ここでは割愛します。
最後に会場からの質疑応答、計6名くらいかな、色々と質問されていました。
火垂るの墓について、かぐや姫の竹について、沖縄の基地問題について、等。
私も聞きたいことが有ったのですが、時間切れでした。残念。
とまあ、こんな感じでした。
Hさん、報告ありがとう。
スタジオジブリにもまだ行ってない私ですが彼の作品は好きです。「火垂るの墓」は悲しすぎてみることができません。
このHP上で、お薦めの講義や、集会に市民の会のメンバーが参加してこのように
報告をここに掲載する・・・・というやり方、とてもいいと思います。
行きたいなあ、どんな内容だったのかな?・・と思いつつも限られた時間ではどうしようもない。
みなさん、報告をここに投稿する!を実行しましょう。よろしくお願いします。