2017.01.21事務局会議概要報告


2017.01.21 13:30-16:00 事務局会議 於:平労会館 参加者:12名

1、20区の会についての認識の確認

 20区在住に限る等の、参加資格についての縛りは特にない。

2、「情勢討議と今後の活動」について、各人の意見。

・豊洲市場の問題についての訴訟。石原慎太郎に真実を話させる、少し明るい状況。
・安倍総理の20日の国会での施政方針演説は、ハイテンションなしゃべり方に異様な印象を受けた。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement2/20170120siseihousin.html
・生活に密着した話をしながら、でも、それらはすべて憲法に繋がっているという流れで持ってゆきたい。
・小田原の生活保護の話。ケースワーカー。水際作戦。
 早く自立させる、「落せた」者が優秀と看做される=職員としても成績に影響するという現実。
・その他、「ポスト真実」について

3、衆議院選挙に向けての活動方針案

・近々の解散選挙はない模様。準備の余裕が生まれた。
・(野党共闘できたとしても与党に勝つには)前回の衆議院では9千票、参議院で見ると2万票が必要。
・野党共闘のための接着剤が市民の会の目的であり役割。
・一般の人に関心を持ってもらうため、市民から候補者を選ぶ等の選択肢もあるべき。
・熊本は市民から独自候補者を出した。
・戦争法廃止のためには国会の状況を変えなければならない。そのためには何が必要かと考える。
・民進党に予定候補者を聞きに行く、とか。その前に自分たちの政策を決めなければならない。

4、29日の「5市の会」において何を提案するか。各人の意見。

・武蔵村山は横田基地に隣接している。横田基地へのオスプレイ配備を反対する、としてはどうか。
・TPP反対は入ってないが・・・トランプがTPP離脱を正式表明した。(手を変え品を変え、という懸念もあるが)
・全体的なものとする? 地域に固有のもの、地域性を、どう含める?
・新潟での、柏崎原発を争点とした成功例。しかし20区にはそのような地域特有の争点が見つからない。高齢者問題?
・否定ばかりではなく、未来を語らないと、というのがある。賛同してもらえる人を増やすために。
・若い人たちにアピールしてゆくには・・・。教育・・・大学での軍事研究を止めたい。
・今まで通りの年金制度では立ち行かない。少子高齢化に対応できない。
・政策は、地区によって、政党によって、候補によって、全く違う。ここは譲れない、など市民の側も整理して持っていたほうがよい。
・原発と沖縄は、ハードルが高いものを感じる。日米問題が根っこにある。
・政策提案は絞るべきなのでは? 11個並べるのが本当によい? 総花的で全体として薄いという懸念がある。
・戦争法反対一本に絞るほうが良いのでは?
・無関心な人に関心を持ってもらうためには、個々の、いろんなテーマについてのアプローチが必要。
・要求を減らすと、それを強く望んでいる人が離れてゆく。

・軍事予算を削り、福祉にまわす。しかし安全保障の問題を解決できなければ保守層の支持は得られない。
・軍事費を上げることで平和を維持できると考える人も居る。その人たちも視野に入れないと勝てない。
・ひとことふたことで、簡潔に、こちらの良さを言い表せればよいのだが。
・「軍事費はどこから出てくるの?」という単純明快な問いかけが有効なのでは?
・「あなたが困っているのはなに?」というアプローチ。
・戦争に対する認識のギャップ。保守とリベラルの話が噛み合わない理由。
 保守側は「成ったらどう対処する」、リベラル側は「成らないように」。
 アプローチが違うのが原因。予防が一番いいと思うのだが。
・きれいごとになってしまうと逆効果になるのでは?
・経済政策をしっかり打ち出せれば野党にも票が増えてゆくのでは。
・株、為替という言葉が世の中の人は好きである。

・これまでは経済大国という環境が平和を生んできた面がある。3.11があり、経済がダメになり、五輪景気にしがみ付くしかない現状。
・与党が支持される理由として、一貫性がある。悪い方向での一貫性だが。
・与党に対抗するには、中心となるグランドデザインが必要。
 憲法問題。経済。教育。社会保障。外交・安全保障。日米同盟や自衛隊の存在など、すべて簡潔に答えられる大きなヴィジョンを用意する。
・例えば、根本的な改革を唱える(変えないという主張は、現在の最悪な状況を肯定することになる)。
 憲法においても、現実に即した、かつ、本来の理想を追求したものを模索出来るのでは?(現憲法の原型も市民作成の改正案だった)。
 また、経済や教育や雇用、労働問題についてはべーシックインカムを導入することで解決できるだろう、等。
・都知事選を見てきて、もう政党に振り回されるのは御免だという思いが強い。
・「接着剤となる市民」と並行して、「市民が中心になって政策を練る」というムーブメントもあって良いはず。

5、メールアドレスの問題について

実際の運用で今まで特に問題は起きていない。これまで通りで良いと思う。

6、財政問題

赤字のため、現在、各人の持ち出しになっている。
財政確保をどうするか。これまでは催しの折のカンパで賄ってきた。

ホームページ等にカンパのお願いを掲載してはどうか。
カンパ用の口座を設けることについて、税務署的には大丈夫か? (要確認)

7、「太陽の蓋」の自主上映会について

・賛同者を拡げるイベントのひとつとして、実施する方向で検討する。
・開催時間が長くなる懸念もあるが、多くの人に来てもらうため、トークセッションも付加する。
・セッションには市民の代表として数名を加えて行うのが良い。
・トークの参加者として、若者にも声を掛けたい。
・3/4は「なくそう原発」でイベントあり、日程的に被らないように気を付ける。
 (イベント内容は以下のとおり)

3月4日(土)、午後1時30分より、けやきホール1f(セミナーハウス)
 ①ドキュメンタリー映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を 子どもたちに~」~ドイツ南西部の小さな街シェーナウ市の住民グループが、チェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギー社会を子どもたちに」という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴るドキュメンタリー。60分
   http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/

 ②講演;竹村英明氏「脱原発~再生エネルギー実現へ向けて」
     市民電力連絡会(竹村氏は「会」の会長もやりながら、再生可能エネルギー専門の発電会社を経営、「会」には関東圏の市民団体、個人、会社が参加)
     隔月に講演会、映画会など活発な活動。
   https://peoplespowernetwork.jimdo.com/

8、その他

「お茶べりしましょ」など、年間の活動イベント計画を提案する必要がある。
(東京20区出馬予定の)各党の候補者を呼んで、一緒に飲みに行くなどして、ざっくばらんに話し合う場も設けたい。

●今後の活動予定

1/29(日) 10-12時 事務局会議(平労会館)
      14-16時 5市連絡会(けやきホール内セミナーハウス)

以上です。

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