11/19 事務局会議の概要報告

11月19日、午後に実施された事務局会議の議事概要を報告します。

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2016/11/19 13:30-16:00 事務局会議 議事録(於:中清戸地域市民センター)

●参加者:10名

●今の情勢をどう考える?

・新潟県知事選での米山さんの勝利
・東京10区、福岡6区の補選の結果
・その他、PKO派遣部隊に対する駆けつけ警護任務付与、トランプ大統領の勝利など

都知事選や衆議院補選からの教訓 → 期待とか、協力するだけでは上手くいかない。
市民が中心となって「野党共闘」を牽引し、仕切るくらいでなければ。

●報告事項

・20区の他団体との連絡状況の報告
・きよせの各団体との確認状況の報告

●近隣(主に東京20区)の他の市民団体・グループとの意見交換や交流、連携の試み

・まずは顔合わせミーティングを
12月18日(日)14:00-16:00 清瀬市生涯学習センター講座室1(清瀬駅前アミュー6階)

・呼びかけ文書について
市民が主体的に候補者を出してゆくor絞り込むことについても検討議題として明記してはどうか?
20区として集まる意味。何のために集まるのかという動機づけのためにも。

・共同(協働)の、何を柱とするか?
先の参議院選挙では東北は反TPPが功奏したとの分析。新潟の県知事選では反原発。
現職の自民党議員に対抗するための具体的な方策や連携。戦争法廃止の一点だけでは弱い?
太い柱を持たなければ。原点を見失うと、かえってギクシャクすることになり、上手くいかない。

・呼びかけ文書の修正案を今日中に流します
確定したら、みなさん、知っている団体に積極的に撒き連携を大きくしましょう。
(決してひとつに纏まるというのではなく、あくまでも市民グループ間での連携を目的とする)

●12/ 3(土)13:30-15:30 中里地域市民センター「お茶べりしまショ!」の実施について

・定員20名
・テーマは?
カラオケのリクエストカードみたいなのを何枚ずつか配って、書いてもらう。
それをもとに、大きなテーマどこに分けて話しあう。
年金、学校教育、保育園・・・・自分たちの身近な生活、暮らしの中のささやかな話題を。

●参加イベント

11/ 6(日) 座間宮ガレイさん勉強会(つなせん北多摩さん主催)
11/19(土) 清瀬駅前スタンディング

(予定)
11/23(水) オスプレイ配備反対大集会・デモ 13:30 福生市・多摩川中央公園
11/26(土) 第3回全国市民意見交換会 10:30-16:00 全日通霞ヶ関ビル8F
12/ 3(土) 「お茶べりしまショ!」 13:30-15:30 中里地域市民センター
12/17(土) 清瀬駅前スタンディング
12/18(日) 他団体との顔合わせミーティング 14:00-16:00 清瀬駅前アミュー6階

●次回の事務局会議

12月3日(土)15:30-17:00 中里地域市民センター(「お茶べりしまショ!」終了後)

以上です。

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2016.11.6 座間宮ガレイさん勉強会参加報告

きよせ市民の会ホームページ担当のHです。
11月6日の午後、つなせん北多摩さんのイベント「座間宮ガレイさん勉強会」に参加してきましたので、簡単にその報告をします。(なお、あくまでも私個人のフィルターを通したメモであり、若干、ニュアンスが違って居たりする部分があるかもしれませんこと、ご容赦ください)

@@@@参議院選の総括@@@@

最初に、参議院選の総括がありました。

「野党共闘候補者の得票数/野党4党の比例票」のグラフの分析。
単純な野党4党の票を集めたと仮定して、それよりも実際に、どのくらいの割合の得票を勝ち取ったか、というグラフで、つまりどの地域がどれだけ頑張ったか、勝因もしくは敗因は何だったか。

山形、愛媛などが特に伸びが良く、これは保守票をキッチリ取りに行ったと考えられるそうです。
ガレイさんの分析では、共産党が推薦を出していたか、単なる支持であったかによって、様相が異なっている。支持に留まったところが勝っているケースが多い。
共産党が前に出ないレベルでの支持が、丸く収まる、「保守の顔を立てる」という感じになった、と。
(共産党が前面に出てくると保守票が逃げる、とも)

野党の4党を足せば勝てる、というところはそれでOKだが、しかし足し算しても勝てない選挙区は保守票を取りに行かねばならない。あるいは、無党派層の取り込みを考えねばならない。

ユニークな取り組みを見せたのは、三重。みんなバラバラでも、向いている方向は同じ、という。市民連合三重の取り組みの素晴らしさ。(詳細はあとでネットで調べてみようと思います)
北海道では、前札幌市長の上田文雄さんの戦術が光っていた。市民からの信頼の篤い上田さんが敢えて嫌われ役を演じた。
今回の参議院選、愛媛以外は僅差で勝ちを得た。
来る衆議院選の小選挙区なら10~15くらいは、市民の頑張り次第で勝てるところもありそう、ということになる。

共産党は議席を伸ばせなかった。次点というところが多かった。
公明党が候補を立てて、共産党を落としにかかったのが要因。
当選ラインが上がっていた。自民と公明の票の受け渡しが巧かった。
ネット上などでは民進党への批判が強かったが、同じくらい、共産党への批判もあった(ただしこちらは表に出にくかった)。
民進党は連合に頼り過ぎと批判するが、議員個人からすれば自分を支えてくれた方を向くのは当たり前。
これまで支えてこなかった市民のほうを、いきなり向くことはない。

@@@@政治への向き合い方の違いを意識する@@@@

いままでの分類は、関心層か、無関心層か、だった。
さらに分類を追加してみる、ガッツリ層と、おっかなびっくり層に。
政治への関心が高く、行動にも参加する「ガッツリ層」。しかし、ガッツリ層は、あとに結びつかない。
週末を政治に費やすから友達も減る。
対して、関心はあるけど、よくわからないし・・・という「おっかなびっくり層」
おっかなびっくり層は、あとに繋がる。コミュニケーションスキルは高く、友達も多い。

おっかなびっくり層の特徴と利点:ひとりでは動かない、友達の誘いなら動く。
いままでリーチできなかった「普通の」人たちを呼びこんでくれる。
政治に時間を使っていない人は、他の趣味とかに時間を使っている、好奇心の強い人。
コミュニケーション力も高い。選挙も、コミュニケーションの積み重ね。

@@@@投票する意味@@@@

選挙、日本ではしっかり教わっていない。アメリカなどでは学校で模擬選挙の授業などをやる。
そこで、面白さと、意義を知る。日本では、それがない。

直感で良いから動いたほうが良い。なんでもいいから投票率を高く。
固定のガッツリ層だけでは、失政を評価したり、批判したりできず、次に、より良い方向への転換に、つながってゆかない。

1、おっかなびっくりでも、わかんなくても選挙へ行ったほうがいいよ
2、フェアであることが大切!!
3、みんなの前では自分の支持政党を言わない

まず、入り口は思いっきり低くする。そして、好奇心をくすぐる。
あれはダメとか、結論を先に行ってしまうと、頭も心も閉じてしまう。

自民党や公明党の良いところも言う。すべてフェアに説明することを心掛ける。
ガレイさんの勉強会には、友達に連れられてうっかり(?)自民党支持の人も迷い込む。
すると、「お前のことを全然誤解してた」という反応になる(で、自民系の情報も入るようになる)。

TPPでさえ素晴らしいところはいろいろある、と言ったうえで、でも私は反対だ、と。
最初から反対の理由を並べても、最初に結論ありきでは、相手は聞かない。

だいたい、こんな感じでした。

正直、考え方やアプローチが私と全く逆だと思いました。ガレイさんは、ご本人曰く、仏の境地ですべてを受け入れフェアに振るまおうとする。選挙に勝つために、選挙を愉しむために。
私は、バサバサ枝葉を切り落としたくてしょうがない性分。旗色を鮮明にして一直線にゴールに辿り着きたい。そうしなければ手遅れになってしまうし、遭難して朽ち果てるだけだと思うから。

でも、真逆だから、かえって清々しく感じ、また、とても参考になりました。いや、ほんとうに。

ガレイさん、有り難うございました。

2016.10.15 活動報告

2016年10月15日(土)11時~12時、清瀬駅前で行った行動のおりの写真を以下に載せました。

2016年10月15日 清瀬駅前行動

その後、13時より事務局会議を行いました。その概要は以下のとおりです。

●2016/10/15 13:00-16:00 事務局会議(於:男女共同参画センター)

●参加者:15名

●2016.10.06 総がかり行動シンポジウムについての報告

(詳細は以下のURLなどに動画がアップされています)
http://kimbara.hatenablog.com/entry/2016/10/10/230002

(中野晃一氏、高野孟氏、渡辺治氏らの話と、それを聞いての感想)
参議院選挙。ハッキリした争点があったところは勝てた、無かったところは負けた。
その後の都知事選の闘い方等を含め、批判もあるが、ここで内ゲバ状態になっては安倍政権の思う壺。
アベノミクスの失敗は明白だが、安倍総理はそれを決して認めない。
安倍政権に対抗し、命が脅かされているということを訴えてゆく必要がある。
「戦争法反対」が無ければ共闘はできなかった。「総がかり」が果たした役割は大きい。
料理に喩えて、大づかみでパクっとやらないといけない。個別の話をしていても料理に見えない。
逆に言うと、全体を見せれば勝てるのではないか。
オール沖縄の運動に学んで、オール日本にならなければいけない。

●きよせ市民の会としての今後の取り組みを、どうするか?

 (取り組み提案)
・野党共闘への働き掛け
・生活と繋げて「戦争法反対」を訴えてゆく
・賛同にとどまらず活動者を広げよう、傍観者ではなくプレーヤーを増やそう

 (選挙にむけての戦略)
選挙に勝つため、20区内の他の会とも繋がろう。
議員さんと交流を持つことが大事、こちらの考え方をダイレクトに伝えて、考え方を変えてゆく。
議員を通して議会が動く。国政も同じ。
清瀬も多くが縁故関係で動いている。地域コミュニティの中で訴える、幅広い協働を求めてゆくことが肝要。
清瀬市。65歳以上の人口、老人が多い。働いている人の人口、医療系と介護系が多い。戦略として考慮すべき点。
TPPも審議に入り、近々通ってしまう懸念があり、戦争法だけでなく他のテーマにも広げてゆく必要がある。
現在は政党一辺倒であるために、議論も深まらず、悪い法案がそのまま通ってしまう。
政党はなかなか変えられないが、個々の議員はこちらからの意見で変え得る。
市民の中から、候補を出せないか? このギリギリの状況では、そういう市民主体の試みも必要では?

 (清瀬市議会について)
近隣の市のうち、市議会の模様をネット上に動画公開していないのは清瀬市だけである。
市議会を傍聴するかぎり、レベルの高い議論ができているとは言えない。市民に見られているという認識が無い所為もあるのでは?
市議会では、市庁舎の建て替えが近いことを理由に、今は出来ないとしているが、すぐにでも実現できる。要は公開したくないだけ。
記者なら撮影も可能なようなので、記者登録をして取材する、という手もある。
可視化して、議会を身近に感じることは民主主義の第一歩。

 (横へ広がってゆくために)
議員さんとの個人的なつながりを強化する。これからの運動に役立つ。議員さんたちとの懇談会をセットする。
他の市の市民団体とのつながりも求めてゆく。
これまで繋がりのあった他の清瀬の団体にも、明示的に協賛団体になってもらう、そのための申し入れを行う。
9条の会など。

 (格差と、子どもの貧困)
子ども食堂、コミュニティプラザひまわり、子どもの貧困、子どもたちの命を守る為に。
貧困と格差。清瀬でも子ども食堂は4か所ほどある。
議論していて、自分にも弱さがある。貧困と格差、数の問題であり、自分の問題ではないという点。
本当に困っている人は声をあげられない。大きく運動が広がってゆくのも大事だが、本当に困っている人の実態を、自分たちがどこまで実感として把握するか、そこがないと響いてゆかない。
地域としての積み重ねが大事。そうしてようやく選挙に繋がると思う。

 (小集会について)
小さな集会をこまめに開いて、じかに声を伝えるほうが効果的。
自民党の改憲草案の酷さが、かえって現在の憲法の素晴らしさを際立たせている、そこを上手く伝えられるとよい。
テーマごとに勉強会を開けるとよい。年金とか。年金問題はふたつある。自分の年金と、制度としての年金と。
先生と生徒の間柄ではなく、みんなで読み合わせをすることで、それぞれの読み方の違いにも気づくことができる。
講師に話してもらうと、受け身になってしまう。
憲法は憲法、年金は年金、小集会(おしゃべり会)のテーマは一個に絞って、それを数多くやってゆく。
その小集会に、ときどきは議員さんにも来てもらいたい。

 (その他)
日本を変えないと無理・・・
日本会議に対抗して、トータルのビジョンを訴えられないか? (さっきの料理の話の実践)
小集会を多く企画し、まずは交流。ひとりでもふたりでも来てもらえれば良い。
政治は生活、生活は政治。

●小集会の実施について

小集会の候補日時 12月3日(土)13:30-15:30 中里地域市民センター 20名程度
11/19以降で案内のチラシをまく。

●近々の関連イベント案内

・10月22日(土)13時~17時 全国革新懇 「市民と野党の共闘の発展をめざす懇談会(シンポジウム)」
(小田川義和・中野晃一・志位和夫・西郷南海子・横山良さんと) 都市センターホテル5階「オリオン」(東京都)

・10月22日(土)14時~16時 清瀬市商工会館大会議室「国政報告会のご案内」
 (宮本徹衆議院議員による、国会の動きと日本共産党の政策と論戦を報告)

・東村山では、以下のような催しも試みられています(ご参考までに)
「デモクラシーCafe@東村山」
直面している社会的な問題や、気になるトピックやテーマについて、考え、調べ、自由に話し合う会をはじめました。自分たちでテーマを決め、自分たちでやり方を決め、講師をたてずに、コーヒーを飲みながら、自由に話し合う会です。ようこそ、デモクラカフェへ!

http://blog.livedoor.jp/pieru80-democracafe_higashimurayama/

●次回の事務局会議

11月19日(土)13:30-16:00 (場所は決まり次第、お知らせします)

11/19は駅前行動11:00-12:00。事務局会議は13:30-16:00。夜は国会前行動。

以上です。

10/1 講演会&賛同者会議の実施報告

昨夜、10月1日、弁護士の白神優理子さんをお招きし、『安倍さんは何をしたいの?』というタイトルに基づき、たいへん素晴らしい講演をして戴きました。ご都合により来場できなかった方々にも是非見て戴きたい内容です。そのときの資料及び動画は許可を得次第、あらためてアップしたいと思います。

さて、昨夜は講演会に引き続き、賛同者会議ということで会の活動報告や意見交換を行いました。
活動報告については、席上配布しました次の資料をご覧ください。

20161001_戦争法廃止きよせ市民の会の活動報告.pdf

昨夜は90名強の方々に参加を戴きました。詳細は、また後日に致しまして、とりあえず以上を報告します。



(以下、事務局員Hによる追記、2016年10月2日)
 白神優理子さんの講演は実に心に響くものがありました。何故か? そこには通り一遍の言葉だけでなく、実体験に根差した「語り」であったからだという気がします。
 もちろん、白神さんは若い女性であり、じかに先の戦争の体験を持つ方ではありませんが、実体験者、いわば一次体験者から直接その体験談を聞き、それが自分にとってどういう意味を持ち、自分にどのように作用したかという点を明確に語られており、彼女はいわば二次体験者だと言えるでしょう。私はその真摯な二次体験者としての「語り」に、ある種の感動を覚えたのかもしれません。彼女の前向きな姿勢と誠実な態度を見ていると、これはこちらの勝手な希望ですが、将来、国政に打って出てほしい人材であり、第二の山尾志桜里さんになってほしいものだと思ったりします。

 さて、活動報告の内容に話は変わりますが、先の参議院選挙では4野党の統一候補が11の選挙区で勝利したものの、全体としては改憲派の議席数が2/3に達してしまいました。これをどう評価するか。賛否の分かれるところです。
 それは参議院選挙のあとの東京都知事選挙での、野党統一候補者の選出プロセスにも言えますし、さらに言わせてもらえれば、民進党の新幹事長として、野田前総理が選ばれたことも、今後の野党統一の在り方において、大いに懸念となる点でしょう(これはあくまでも私見ですが、野田さんこそが現在の安倍政権の磐石なる礎を築いた方ではないでしょうか)。「今後の方針」としては、野党共闘を働きかけることですが、どの方向に働きかけるか、という点は旗色を鮮明にしなければならないように思います。
(その点、この前の都知事選は、実に様々な教訓を残してくれた冷徹なる現実であるので、ここからどれだけ学ぶことができるか、そこに今後の活動の生き死にが決定されると考えます)

「戦争法廃止きよせ市民の会」のメンバーからの活動報告&お知らせです。

件名: 更なる広がりを求めて❕

皆さ~ん

行って来ました。臨時国会開会日 国会前集会❕友人Yさんと会えました平日の昼間なのに800人集まりました(多いのか少ないのか?)

集会終了後『話し合うことが罪になる共謀罪の新設に反対する院内集会』に参加。初衆議院議員会館でした。
「テロ等組織犯罪準備罪」と名前を変えて提出されそうです。もちろん、テロ対策と言いつつ、政府に反対したり、
ちゃんと報道したり、安倍の気に入らない人達が対象です。絶対に通してはなりません。

お知らせ
① 10/1(土)「清瀬市民の会 講演&賛同者会議」
  白神優理子弁護士による講演『安倍さんは何をしたいの❔』
  18:30~アミューホール。一緒に学びましょう。知は力❕

② 10/6(木)「戦争法廃止❕憲法いかそう❕更なる広がりを求めて❕❕」シンポジウムがあります。 
  北トピアにて18:30~。詳細は後ほど。

③その他
  9/28(水)「日本政府による沖縄への弾圧を許さない集会❕」日比谷野音18:30~
  どなたか行けませんか~?
  9/29(木)「いわゆる共謀罪法案の国会への提出に反対する市民集会❕」弁護士会館18:00~講演 青木 理氏
  行ける方、連絡下さいませ~
 *集会に行ける方、コメント欄に記入くだされば、筆者に伝えます。by管理人)

国会前集会が800人で、共謀罪の集会が260人。100人単位で人が動くって凄いです~。
共謀罪って、個人の内心まで処罰する法案。
これは許しては絶対ダメでしょう
TOでした~

2016 9.19国会正門前行動に行ってきました。

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強行採決から一年。
安倍晋三政権による戦争法(安保関連法)の強行採決から1年となった19日、
「戦争法を絶対廃止に」と全国各地で集会やデモが行われた。
総がかり行動実行委員会が呼びかけた国会正門前の行動には
23000人(主催者発表)が参加。
市民の代表や4野党の国会議員、学者、弁護士がマイクを握り
「市民と野党の共闘を進める決意の日に」と訴えました。

強い雨に打たれても「戦争する国絶対反対!」「憲法守ろう!」
「自衛隊を南スーダンに送るな。」「自衛隊員の命を守ろう!」
とコールは続きました。
仲間の存在に勇気づけられ、決してあきらめないぞと確信した集会でした。
お疲れ様でした。by齋藤

9月10日の会議で行われた現状分析を共有します

こんばんは。きよせ市民の会ホームページ担当のHです。

昨日の事務局会議では、出席者(十数名)の間で様々な意見交換が行われ、現在の情勢についても話し合うことが出来ました。
「現状分析」なんて悠長なことをしている場合じゃないでしょ? 2015年安保法案の強行採決から早くも一年が経とうとしていたり、高江ではヘリパッド建設阻止を巡って闘いの最中だというのに?
という見方もあるでしょうか、現状分析をして原因を探れば、どう対処することが有効か、という答えを見出せるやもしれません。

さて、意見交換で出てきたキーワードは次のとおりです。
北朝鮮の核実験。衆議院東京10区の補選。東京都知事選の反省。高江の機動隊員。定時制高校廃止と軍事研究が解禁される大学。原発と経済のこと。日本会議と日本人のメンタリティ。憲法のこと。
けっこうバラバラな話題に見えますが、みんな繋がっています。
(なお、以下は、あくまでも私なりの整理になりますこと、ご留意ください)

【核、原発、国際社会】

東日本大震災のとき、福島第一原発の事故により、危うく東北・関東周辺を含め人が住めない事態になりかねなかった2011年の人々の気持ちは限りなく原発ゼロに近かったはずですが、喉元すぎれば熱さを忘れる習性か、いまや原発推進の流れに様変わりしています。
電気は足りている、でも、経済を立て直すには原発も必要だ、という理屈であったり、あるいは、安全保障の要としていつでも核を保有できるようにしておくには原発を残しておかなければならない、という本音であったり、あるいは、一説にはウランビジネスで巨大な利権(ロスチャイルド系のリオ・ティント・ジンク社)が存在していて止められないのだ、とも言われています。
一番の理由は、判然としません。

国際情勢も同様です。先日の北朝鮮の核実験は、確かに日本にとっても脅威ですが、マスコミは号外を発行したり必要以上に危機感を煽っているように見えます。「北朝鮮は何を考えているか分からん、だから日本も自衛隊を軍隊化するとともに核武装して備える必要があるのだ」という方向へ世論を誘導するかのようです。
が、表向きには北朝鮮を非難するアメリカや中国も、もちろん核を保有しています。小学生には分かり易いそんな矛盾も大人になると分からなくなるようです。
国際社会も、あてにはならない。オバマ大統領も、広島では感動的なスピーチを行いましたが、行動が伴いませんし、例の「死神が空から降りてきた」というレトリックも戴けません。誰が、何のために落としたか、という点を誤魔化すのは良くありません。

私たちの住む清瀬市では、昭和57年に「非核清瀬市宣言」を行っています。

清瀬市ホームページ
http://city.kiyose.lg.jp/080/030/020/index.html

いま一度、この素晴らしい宣言の精神に立ち返り、市民レベルから今できることを模索したいと思うのです。

【安全保障問題、軍事産業、経済】

上述のように、原発は核開発のための技術や材料の保持という側面を持っています。そういう意味で、安全保障問題とも密接に繋がっています。経済も同様です。ここ1年ほどの流れとして、実質上の武器輸出が可能になるとともに、大学での軍事研究も解禁されようとしています。

京都新聞の社説
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20160817_4.html

このように、いろんな物事は繋がっているわけですが、安倍政権はある意味、惚れ惚れするくらいそれらを上手く廻しているように見えます。もちろん、悪いほうに、ですが。
なり振り構ってなどいられない、人殺し戦争軍事産業であろうとも、この国の経済を立ち直らせることができれば、と必死なのです。背に腹は代えられない、と。
経済は大切です。しかし、国が破れては元も子もありません。しかも、放射能に汚染されてしまっては、山河すら残らないのです。

ですが、昨今の趨勢を見ると「やはりアメリカに守ってもらわないといけない、そのために沖縄には今後も犠牲になってもらおう」というに留まらず、「日本も自衛のための核保持を!」とさえ言い出すのは時間の問題と思われます。
”軍隊も核も持たず、では、北朝鮮のような「(アメリカ曰く)無頼テロ国家」に、どう対応するつもりだ?”
そこは充分に検討しなければなりませんが、すくなくとも現在のマッチョイズム的な対応では解決にならないことは、世界最強国であるはずのアメリカの9.11以降の現実を見れば明白なのではないでしょうか。

【日本会議と日本人のメンタリティ】

東日本大震災と福島第一原発で疲弊した日本。それゆえ、そこからなんとか抜け出そうと、経済ではアベノミクスというカンフル剤が打たれ続けていますが、正直、覚せい剤と同じで体はもうボロボロの状態にあると思われます。にもかかわらず、テレビでは寧ろ「こんなにすごいぞ日本人」のような興ざめな番組が増えています。

社会が悪化すればするほど「それは何々のせいだ」とする言説に、人々は惑わされます。昔は良かった、たとえばそれは家族制度がしっかりしていたからだ、という「古き良き日本」という幻想をネタに、日本会議等の政治団体は過去の悪癖を復活させようとしています。
それは、あからさまに言えば「女子供は黙ってろ!」という、おっさん的なメンタリティです。実際の「おっさん」にも多いと思いますが、女性の中にも、櫻井や高市、稲田や小池など、この手のメンタリティに溢れる女性が目立ちます。

いったい安倍政権の本質はどこにあるのでしょう。
たとえば、私のこの一文が私の独創ではないように、現政権の偏った復古主義は現政権の独創ではありません。仮に安倍総理が明日誰かと交代しても、悪しき復古主義への回帰は止まらないでしょう。何がそれを駆動しているのか、正しく分析して患部を摘出するしかないのです。難しいことですが。

【憲法改正】

自民党を含め、それらの復古主義的勢力は、どのような憲法改正を狙っているのでしょうか?
当初は第9条だと言われていました。しかし、現時点では、本命は「緊急事態条項」の追加にある、と言われています。これを手に入れられさえすれば、好き勝手できるだろう、と。あるいは、憲法第24条でしょうか? 現在の個人>家族>国家という優先度をひっくり返して、国家>家族>個人、というふうにすれば、昔のように日本は良くなる! と、日本会議系の人々は、本気で信じています。そして、それは残念ながら日本人の従来のメンタリティにも非常に親和的なのです。日本人は本質的に全体主義的な民族だと常々私は感じます。

ですので、これは個人的な意見ですが、ただ単に護憲を唱えても上述の「悪しき復古主義」には勝てません。
憲法改正に対しては、様々な意見があります。たとえば、

・日本は9条を文字通り実行し、その姿勢を国連で訴えるべきだ。(柄谷行人)
「憲法9条」を巡って 意義問い直す 柄谷行人の刺激的な議論
http://www.nishinippon.co.jp/feature/press_comment/article/255647

・国連憲章を基調とした「非戦」を貫くための新しい憲法9条案。(伊勢崎賢治)
伊勢崎賢治氏の考える「10年後の憲法9条」
http://blogos.com/article/179470/?p=2

などです。共通しているのは「条文と現実の乖離が甚だしい現状を何とかしなければ」という認識だと思います。
反対だけしていても、人は動かない。実現可能かつ真に魅力あるストーリーが、いま、必要なのです。

結論は、まだありません。

7月30日シールアンケートの結果

今日のお昼に清瀬駅前で実施したシールアンケートの結果です。

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計21名の方々にご協力を戴きました。みなさま、有り難うございました。

蒸し暑いなか、街頭にて実施したということもあり、
けっして数多くの回答が得られたわけではありませんが、
ご覧のとおり、結果はC氏の政策が100%の支持を受けています。
もちろん不正は一切おこなっていません。が、設問の立て方や、
戦争法廃止を掲げる当会が実施しているというバイアスは
掛かっているとの自覚はしております。
それでもなお、街角でアンケートをお願いして得られた結果である
ことに変わりはありません。それだけは、申し添えておきます。

「都政を都民の手にとりもどす清瀬市民の会」スタート集会

7月16日(土)午後2時から、清瀬市の商工会館にて、
「都政を都民の手にとりもどす清瀬市民の会」スタート集会が開かれました。
この会は、当「きよせ市民の会」メンバーも多く関わっておりますので、
こちらのホームページのほうでレポートさせて戴きます。

参加者は計91名で、開催内容は以下のとおりでした。

●会発足の経緯
 次の点について、説明がありました。
 ・4野党および市民団体が推薦する候補者である、鳥越俊太郎さんの当選を応援する勝手連であること。
 ・都知事選の投票日である今月31日までのごく短期間の期限付き会であること。

●4野党の市議会の皆さんの発言
 出席された清瀬市議会議員の皆さんから、現在の国政や都政の問題点と、鳥越俊太郎さんに託す期待や要望などが述べられました。

●各分野からの発言
 子育て、老人問題、教育、福祉、医療の現場から等、今まさに各現場に携わっておられる方々の生の声をお聞きしました。

●フロアからの発言
 当日の参加者の中から、3名の方からの発言がありました。

●行動提起
 投票日までの約2週間の、各団体の宣伝行動日程表が示されました。
 また、立候補者を応援するために「各人ができること」ということで具体的な「できること」の紹介がありました。
 既存の各団体が縦糸となり、今回臨時発足した「都政を都民の手にとりもどす清瀬市民の会」が横糸になることを確認しました。

 最後に、鳥越俊太郎さんを都知事にするアピール文の読み上げがありました。

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 特に印象深かったのは、かつて、美濃部さんという方が都知事であった時代の都政が、如何に素晴らしかったかというお話を諸氏から伺えたことでした。もうはるか昔のことに筆者には思えますが、皆さんの中には生き続けているのですね!

7/3 シール投票の続きを行いました

6月29日に行ったシール投票の続きを、本日7月3日の午後に行いました。
最初、清瀬北口のバス停前で行っていたのですが、炎天下ゆえ人通りも少ないため、途中からペデストリアンデッキに場所を移したりして、一時間ほど実施した結果が以下のとおりです。

追加の投票数43点(黄色および緑色のシール)
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追加の投票数45点(緑色のシール)
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市民の会からの参加者は12名でした。暑いなか、みなさま、お疲れ様でした。
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なお、東村山市に在住の環境ジャーナリスト・青木泰さんに教えて戴いたfacebook上の取り組みである「100% GO VOTE 写真展」のほうにも写真をアップしました。

facebook「100% GO VOTE 写真展」

(日々、様々な人が、いろんな試みをされているんだなあ…と感心しています)