清瀬市議会傍聴ツアー(勝手)報告

ふと、思い立って清瀬市議会の傍聴ツアーに参加することにしました。ツアーの参加者は一名、つまり私(事務局H)ひとりです。
なぜ唐突に、そんなツアーを思い立ったかというと、たぶん、以下の動画を見てしまったからです。

20170313 UPLAN 東京衆議院25小選挙区、市民と野党が大集合!
https://www.youtube.com/watch?v=zHewK1xXdIQ&feature=youtu.be&t=5342

小金井市では「共謀罪法案の国会提出の中止」「沖縄高江の自然と住民の暮らし・安全を守る
」「横田基地へのオスプレイ配備の撤回」等を求める意見書が、それぞれ採択されたとのことです。
小金井市って、なんて素晴らしいところなんだろう。ひるがえって、我らが清瀬市はいったいどんな感じなのだろう? そこが出発点です。
で、市議会の直近の日程を市のホームページで確認してみると、

http://city.kiyose.lg.jp/130/index.html
3月22日 水曜日 午前10時~ 新庁舎建設特別委員会

とありました。で、さっそく見に行くことにしました。場所は清瀬市庁舎の4階、第2委員会室というところでした。

●清瀬市議会傍聴ツアー

第2委員会室の入り口手前が受付になっていて、そこで住所氏名を記入すると「貸出用」資料が受け取れました。表紙に「お帰りの際に、お返しください。」とあります。
傍聴者は私を含めると計5名でした。
時間となり、市議および市役所側の役職が入ってきました。総勢20~30人は居たでしょうか。(株式会社)大建設計の人も2名、オブザーバー(?)として来ていました。

この日の議事内容は以下のとおり、新庁舎に特化したものでした。

1、現在の進捗状況と今後のスケジュール
2、基本設計にかかわる与条件の方針
 ・新庁舎建設による庁舎機能分散化解消方針 資料1
 ・新庁舎建設における窓口整備基本方針 資料2
3、議会機能について
 ・議会機能の平面計画について 資料3
 ・議場と委員会室の共用について 資料4

その他A3資料「10年間の財政フレーム」

大項目ごとに、市役所側から説明があり、市議の方から質疑を行うというスタイルです。
特に質疑が集中したのは、議場と委員会室が共用することについて、でした。座席の配置が従来と異なりイギリス式になっているという点も問題視されていました。
対するに、市役所側の説明としては、財政や空間等の有効利用を考慮したものであり、また、共用しない場合は、議会中継システムを本会議場と委員会室の両方に配置することになり、そのコストを挙げられていました。(1セット2~3千万ほど掛かるそうです)
議会軽視との意見もある反面、限られた財政のなかで一定の評価はできる等の意見もあり、ここで意見調整のための休憩が挿まれました。
結局、議場の問題については、それぞれの会派で4月中に意見を集約し、その意見に基づき、再検討する、ということになりました。
委員会は、11時24分に終了しました。

●議事内容についての(あくまでも個人的な)感想

「10年間の財政フレーム」というA3資料に載っていた、人口推計(長期総合計画推計値)というのが興味深かったです。
全体としては人口減少、そのなかでも高齢者は増加するという妥当、かつ、厳しい想定となっていました。

議場を含む4階部分のセキュリティ確保が課題となっていました。セキュリティと言われると致し方ないという流れになるのですが、反面、利便性が低下するという観点も必要だと思います。4階には富士山が綺麗に眺望できるスペースができるようですが、そこが市民に開放されているようには図面上では見えませんでしたし。

財政の説明では、歳入について、消費税が10%となることを見込んだ数字になっていて、また、これまでの傾向から国庫支出金や都支出金の増加を見込んた推計になっていましたが、ちょっと数字が甘いんじゃないかなと感じました。(あくまでも個人的な感想です)

●ツアーそのものについての感想

さて、今回、初めて市議会を傍聴したわけですが、そもそも私はこれまでに県議会や都議会、国会も傍聴したことなんてありません。
なぜ、このように議会や政治に関心が薄いのでしょうか?(私だけ?)
おそらく、以下のことが原因にあるのではないかと思っています。
・学校では政治的なものは極力排除されて教育されてきた
・政治家なんて金権にたかるハエのようなものだ、とテレビで刷り込まれてきた

学校では、剣呑なものは避ける&建前ばかりの「中立性」が幅を利かせているがゆえに、政治的なものには蓋をされる環境が自ずと出来上がっているように思います。
また、テレビはポピュリズムの最たるものなので、数字のとれるスキャンダルを無条件に追いかける傾向があります。政治家の利権や収賄ネタは昔から大好物です。
ひとことで言えば、教育と民度の低さ、ですね。これは一朝一夕にはどうなるものでもないので、教育から、地道にすこしずつ改善してゆくしかないのでしょう。

一部の人からは、政治的無関心層を意図的に増産させる目的があるのだと邪推されていますし、実際、私もそのように思っています。

ところで、冒頭の小金井市のことですが、市のホームページで確認してみると、

平成29年第1回定例会議決結果
https://www.city.koganei.lg.jp/shisei/gikaijimukyoku/info/201701teikekka.html
誰がどの意見書に対して賛成反対したか、一覧で見れる。そこも素晴らしい点ですが、清瀬では実現できないことがなぜ小金井市で実現できているのか、その謎が簡単に解けてしまいました。自公の議席数が少なかったのです。
なあんだ、というのが正直な感想です。政党政治って、なんて下らないんだろう。あからさまな感想を言わせてもらえば、それに尽きます。
まあ、でもここで愚痴ってもしょうがないので、やっぱり足元から固めないといけないんだなあと思った次第。そのためには、やはり議会を身近に引き寄せることが先決。で、そのためには、今日も話題になった議会中継を、とりあえず簡易な形式でいいから、さっさとやってほしいものです。公開されることで議会の質も高まります。本格的なものは新庁舎が出来てからだとしても、それまではユーチューブやツイキャスで簡易に実施できると思うのですが・・・。

以上です。

2017.03.18「太陽の蓋」上映会報告

3月18日に「太陽の蓋」の自主上映会を行いました。参加者は24名でした。
(ご参加戴いたみなさま、ありがとうございました)

日時:2017年3月18日(土) 14:00~17:00
場所:生涯学習センター 講座室1(清瀬駅前アミュービル6階)
内容:「太陽の蓋」上映会、参加者による感想・意見交換会

会場のブラインドの不備で、場内が充分に暗くならないのが若干気になりましたが、映像や音響はなかなか良かったと思います。
上映会のあとの感想・意見交換会では、多岐にわたり様々なご発言を戴きました。

・関東在住で、実家の九州に避難したひとが経験した親との軋轢
・塾に通っていた中国人のお子さんは家族が国外避難し、その後、戻ってこられたこと
・原発と人間は共存できない、と映画を観てあらためて思った
・未だ原子力発電は実用化のレベルに達していない
(万一の事故でデブリ化した核燃料に対応できない、それ以前に、通常の放射性廃棄物の処理サイクルさえ未完成)
・原発にはいつでも原爆の開発に結びつけられるという国策(安全保障)の側面もあることをきちんと説明したうえで国民に選択させるべき
・双葉町にあった「原子力明るい未来のエネルギー」という看板は、その後、撤去された。(愚かな記憶遺産として遺しておいてほしかった)

また、映画の感想としては、劇中人物のセリフが強く印象に残っているというのもありました。
・撤退を認めたらこの国は終わりだ、という菅総理(当時)の発言。
・法律の建て付けの問題。(民間人に対して死ぬ覚悟を要する作業は強制できない)
・肝心なことを知らされていないのは日本人だけじゃないの?
 (ドイツのWebサイトでは、いち早く放射性物質の拡散予測図を出していた)
・(情報が官邸にまったく上がって来なかったんだ、という言葉に対して)情報が上がっていたら何とかなったんですか。
・(修一が当時を振り返って)牛を飼っていて自殺したひと…あのとき日本中でテレビを見てた人たち、いまはどう思ってるんですかね。
・人は、すぐに忘れるもんだ。国が亡ぶ可能性は残っている。まだ何も終わっちゃいない。

その他、様々な問題を、あたらめて突きつける映画だったと思います。正直、作品としてはB級ですが(ごめんなさい)、通常の映画は所詮は別世界の出来事(それが映画の役割でもあるわけですが)なのに対し、この「太陽の蓋」は、観終わった後も、そのまま現実の日本の現状に、謂わば置き去りにされるという、決してほかの映画では味わうことのできないある種の気持ち悪さが最大の特徴であり、その「気持ち悪さ」から目をそらしてはならないって思います。(でも、現実は「何事もなかったかのような」日常への強引な引き戻しと、東京オリンピックへの誘導ばかりが目立ちます)

フクイチの廃炉への目処は未だ不明です。おそらく、いまこの世界に生きている人間の半数以上は、その終息を見ることもなくこの世を去るのではないでしょうか。

また、これからも、何らかのかたちで、福島と、東日本大震災を見つめ直す機会を設けたいと思います。

2017.03.17 事務局会議の概要報告

2017.03.17 19:00-21:00 事務局会議 於:平労会館 参加者:10名

1 3月18日の「太陽の蓋」自主上映会について
 ・担当の確認

2 3月18日のスタンディングについて
 ・配布するチラシ
  森友学園のこと
 ・署名
  共謀罪反対など

3 3月25日「選挙でかえよう20区市民の会」(仮称)第3回会合
 ・会場や司会の仕切りなど含め、今回は東久留米市が対応となる。
 ・20170313 UPLAN 東京衆議院25小選挙区、市民と野党が大集合!
  (20区からの報告を含め、以下に一部始終の動画あり)
  https://www.youtube.com/watch?v=zHewK1xXdIQ
 ・野党共闘を各党へ申し入れした結果の報告は清瀬から行う。
 ・どうやって5市の連携を取ってゆくか?
 ・良い企画を近隣市の団体等と連携して行えれば理想的だが…

4 野党共闘の申し入れについて
 ・自由党(2/28)
  20区から候補を出す予定は無いが、協力はします、と。
 ・日本共産党(3/2)
  参議院では候補者を下すという対応を取ったが、衆議院では各県1名は候補を出すつもり。
  (候補者を出さないと、国民に訴える場所が無くなり、政党として死活問題となる)
 ・民進党(3/8)
  演説会などをやったとき、組織力のあるところが優位になる。
  発言や質問の時間配分、人数制限や、拍手をしないなど、うまく公平性を保てればよいが…と。
  (シンポジウム参加には否定的だった模様)
 ・社民党
  申し入れ日程調整中(まだ連絡が取れていない状況)

5 その他
 ・シンポジウムについて
  民進党が参加する見込みはないことから、演説会やシンポジウムは諦めて別のイベントを考えたい。
  (ただし、各党の政策の違いを明確にし、選挙を盛り上げるイベントとしては、もったいないので、もうすこし検討?)
 ・沖縄(辺野古)の写真展について
  場所は清瀬駅前の西友4階のクレアギャラリーが良さそう。
  開催日程。写真をレンタル可能な期間と、会場の空き具合の両方を確認して決める。
  開催期間は一週間程度で、当番制で留守番が必要。
 ・賛同者への情報共有について
  賛同者への情報共有が、最近は疎かになっている。賛同者通信を。原点・初心にかえって。
 ・若者対策(若年層へのアピール)について
  企画が難しい。大学生を対象に、という代わり、(辺野古写真展など)積極的に大学へ宣伝を行えば良いのでは?

6 次回の事務局会議
 ・次回の事務局会議・・・4月15日(土)午前9:00-10:30 場所は平労会館
  その後、11時からスタンディング

以上です。

ドキュメンタリー「シェーナウの想い」

おはようございます。事務局のHです。
先日、清瀬けやきホールにて、「なくそう原発 清瀬の会」さん主催のイベントがあり、他の事務局メンバーも何名か行かれたようですが、私は参加できなかったので、「シェーナウの想い」だけ、ユーチューブで観させてもらいました。これはその感想です。

2008年製作のドイツ映画で、日本語字幕が付いています。ドイツの小さなシェーナウという市の住民グループが、チェルノブイリの原発事故をきっかけに、自分たちで脱原発を実践しようと、電力供給会社を立ち上げるまでの軌跡が描かれています。

なんとも夢のような話ですが、実話です。どうしてシェーナウではこんなことが出来たのか。以下は私の勝手な成功要因の分析です。

・他の街よりも、より危機感を持った住民が何名か居た
 これは、たまたま、かもしれません。シェーナウでは起き、他の同じような市では起きなかった。

・小さな街だった
 シェーナウは人口2500人ほどの小さな街で、住人のほとんどはお互いが顔見知りだったようです。

・スモールスタートで始めた
 最初は、食べ物の安全性など現状をみんなに知ってもらおうということで「情報スタンド」というのを始めますが、他の住民からはいぶかしげに見られたそうです。そのあと、チェルノブイリの子供たちへの支援や、「反対するだけでなく、前向きなこともしていこう」ということで「節電をしよう」キャンペーンを始めるなど、実際の行動を続けてゆきます。

その他、ドイツ人は根が真面目だから、とか、他の要因もあるかもしれません。
もし、この映画をご覧になった方が居られましたら、是非、この記事のコメント欄へ、ご感想をお聞かせください。

きよせ市民の会では、3月18日に「太陽の蓋」の自主上映会を行います。「シェーナウの想い」とは全くアプローチが異なりますが、これからの電力、エネルギー政策、未来を考えるうえで、どちらの映画も必見だと思っています。

2017.01.29「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第2回連絡会の文字起こし

ひとつの「市民の会」が立ち上がろうとしているさまが垣間見られるという意味で貴重な資料になると思い、こちらで概要報告をさせて戴いた「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第2回連絡会の文字起こしを、以下に掲載します。

「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第2回交流会報告(文字起こしを中心とした記録)

2017年1月29日14時~16時 於:清瀬市けやきホール内セミナーハウス

参加者:計42名

●開始の挨拶

世話人:20区の会の市民として、必ずしも市を代表して来て居るわけではないという市も、あるかと思いますが、各市の状況や政策案、意見などを発表して戴ければと思います。本会への参加は個人、団体を問わないものと考えています。進行の上で何か疑義があればその都度、確認して戴きたい。野党共闘が原点であり、お互いの違いを受け入れ、リスペクトし合いつつ、より高みを目指してゆきたいと思います。

司会:次の点について、各市から1~2名ずつ程度で、報告をお願いします。

・政策について
・活動を拡げる工夫(無関心層に関心を持ってもらう方策)
・市民の会の活動を、今後どのように組み立ててゆくか

●各市からの報告

・東久留米
 「戦争はイヤ!声をあげよう実行委員会」相談会で準備会をつくる呼びかけを行った。
 1/11に「選挙で変えよう東久留米市民の会(仮称)」準備会第一回を開いた。
 2/8に準備会第二回を予定している。
 東久留米市民の会と、この20区市民の会の関係をどうするか。
 市を代表しているわけではなく、ここで何かを決定するというのは難しい。
 東久留米では来年1月に市長選挙が予定されている。情勢も市によって異なる。

・東大和
 「戦争をする国」を許さない東大和の会では2/18にイベント予定あり。

・東村山
 市単位での話し合いは、まだ持っていない。これから、慎重に議論してゆきたい。政策はまだ考えられない。
 今日、ここで何かを決めるということであれば、参加できない。あくまでも情報交換会との認識である。

・武蔵村山
 (参加者無し)

・清瀬(きよせ市民の会)
 お手元の資料を参照ください。四角で囲ったのが立憲4野党の基本政策、それを踏まえ「きよせ市民の会」から提案するのが5市政策(案)です。
 別紙として配布した案Bは、接着剤となるばかりではなくむしろ市民が中心となって運動を盛り上げようというもので、グランドデザインから考えをまとめており、ベーシックインカムと理想憲法草案が柱となっています。
 きよせ市民の会としての、これまでの活動と、これからの予定です。リレートーク、学生を対象としたチラシの配布、ブラックバイトや学費相談、憲法カフェ、お茶べりしましょ・・・「太陽の蓋」の自主上映会の企画、立候補予定者を呼びシンポジウムを開く、等。
 次に、資料の項番2です。この20区の会において、5市合同の事務局・ワーキンググループを立ち上げ、政策などを検討することを提案したい、というものです。また、会の財政をどうするかという問題についても考えなければならないと思います。

●報告を踏まえての意見交換

司会:前回からの流れを受けて清瀬からは以上の提案をさせて戴いたわけですが、さきほど各市からのご報告のなかで問題提起がありましたように、各市の戦争法廃止市民の会など様々な会と、この選挙を中心に据えた5市の会との関係を、組織としてどのように考えるかという問題もありますし、政策はまだ考えられない、とのご意見もあり・・・東久留米は、既存の会とは別に新しい会を立ち上げようとされているとのことですが、その市民の会と、この20区の会とはどのような関係に・・・

東久留米:いや、そういう考えもまだ無いわけです。それらについて議論する場をいま作ろうとしているところ。

司会:東大和は、どうですか。戦争法廃止の会は既にあって、そこで20区の選挙をどうするかという論議には?

東大和:論議になり始めている段階。5市で集まって、というところまでは行っていない。全体までは見通せていない。

司会:東村山は如何でしょうか。

東村山:「戦争いらない!東村山の会」というのはありますが、それはあくまでも戦争法廃止・立憲主義を取り戻す、という点で合意されている会。ただ、新たに会を作るよりは既存の会で担えるのではないか?という疑問符つきで、今日はここに参加しています。呼び掛けて懇談をするけれども、そういう組織に向かってゆくかは未確定。

司会:という現状ですが、前回の会議では選挙になれば政策が大事になるから次回は政策を論議しましょう、となった認識でしたが、現状は20区の会として結集するところまで至っていないということで・・・思いとしては、戦争法廃止というのは選挙に勝たなきゃ実現しないわけで、何らかの道筋をつくろうという点で一致していると私は勝手に思っているのですが、では、その道筋をどうやってつくればよいか・・・ご意見を戴きたく。

東大和:いま仰ったようなことは、自覚の高い人。何しろまだ野党統一も確定していない、そんな段階で、あれもこれも考えられる人というのはそうは居ない。今度の選挙をどうするのか、市民としてどういう考え方で臨むのか、東大和では、2/18のイベントを皮切りに、その議論を始めようとしているところ。そこに来るメンバーの想定は、これまでの「戦争をする国」を許さない東大和の会の運動に重なっている人も居れば、全く関係なかった人も含め、映画を観てそのあと話し合う積もりなんですね。だから、なにが政策なのか、なにが要求なのか、それはこれからだと言わざるを得ない。それを誰かが「こうだろう」ということで勝手に提案したところで、それは市民の力にはならない。
ついでに言いますと、20区市民の会も、「会」って言っちゃうと「会長は誰だ、事務局をどうする?」ってなっちゃうわけで、野党統一が決まって、候補者の方向性がまとまって…そこからだという気がする。それまでは連絡会として存在してゆけば良いと理解している。
選挙になったら、もう、各市で云々なんて言って居られる状態じゃなくなる、そのときは20区のレベルで、みんなでやろうよ、ということでも良いと思う。そのための下地を作る余裕を与えてくれませんか、ということです。

きよせ市民の会:候補者が決まらないと、という話がありましたが、実は候補者が決まってからでは遅すぎるので、その前に市民の力を大きくして、自分たちの意見を纏め、逆に、政党なりに申し入れをしようという趣旨でこれ(提案)をやっているんですね。

司会:ここからは市に関係なく個人的なご意見をどんどん出してください。

東久留米:11/28に中野で市民と野党をつなぐ会がありました。あのなかで、板橋でしたか、ここまで進んでいるのかという報告がありました。ああいう先進の部分の話を聞く会というのを、5市合同でやってはどうか。やはり共通の認識にならないと纏まってゆかないのではないかと思う。

司会:はい。…他にご意見があれば、どんどん出してください。ここの熱気が全体に広がってゆくのですから。

東村山:1年2か月前に「戦争いらない!東村山の会」が結成され、20の団体が参加している。そのなかにはいろんな傾向がある。これを、選挙をにらんだ市民連合のようなものに、どうやって拡大してゆくか。その苦労をしている最中で、12/16に1回目の懇談会を行ったが、既成の範囲の人しか集まらなかった。今度、2/25に廣渡清吾さんに来ていただいて、知名度が高いですからそういう方の力を借りながら、「戦争いらない!東村山の会」を層厚くして、というのが一番現実的かなと判断している。いまそういうことをやっている最中であり、いま一番大事なのは各行政区ごとの受け皿を如何にして作ってゆくか、そこが議論の中心になるんじゃないかと。そういう段階で、政策案を出せというのは無理な話だとの思いが非常に強い。

清瀬:前回から随分、後戻りしちゃったなあという感覚があるわけですが…そうするとこの会はどういうことを目的とする会かというところから決めてゆかないといけないという感じなんでしょうか…。それぞれの地域でそれぞれの活動を拡げるというのは、当然やって戴いて構わないと思うんです。ただそれを情報共有する場所が必要だよねという話と、その集めた市民の力を使って何をするかという話で…。さきほど「統一候補もまだ決まっていない」というお話をされてましたが、それでは全く間に合わなくて、東京10区のときは告示日の前日に政策協定ができ野党統一しようとなったんですが、告示日を過ぎてしまったら候補者の名前も顔も出せない。そんな状態で選挙を闘うなんて全く勝負にならないんですよ。なので、そんなことを言っている場合じゃないとずっと思っていて、動ける人から動くしかない、それしかないんじゃないか、と。
とにかく前回、こんな感じの政策で提案してゆけたらいいよね、という段階まで進んだような気がしていたんですけれども、結局そこまで進んでいなかったということで…そこからですかね…。

司会:各市がそれぞれに模索されているところなので、戻ったという認識は全然私は無いんです。前に進めるために、どうやって広げるか、を各市が工夫されていることですので、それらを交流し合いながらやって行けば…。

東久留米:前回の確認のニュアンスの違いがあるようなんですよね。一番目の「政策」については、個人的にはこういうことを考えていますよ、という政策の交流。二番目の「活動を拡げる工夫」についても、三番目の「市民の会の活動」についても、こういうことを考えているという交流、と。ここで決めることではない、すべては交流だ、という理解をしているわけです。したがって清瀬の案はほぼ出来てるんだけれども、ほとんどの市では出来てない、だからこれはひとつの案として参考にして、それぞれの市がこれから考える。20区の会、これは準備の仮称。正式に発足しないと活動できない。ただし、個人でも団体でも参加して、準備会でも何かやれることはあるか、ということで合意ができれば、参考資料を皆さんに流したり、20区で集まったデータを、ネットか何かで広報すると、ここで合意ができればできるけれど、しかし、公式にこういう政策を掲げました、というのは、まだちょっと時間が掛かるので、総選挙も都議選の後になるでしょう? だから東京10区のようにバタバタしなくても済むんではないかな、と。
もう一点は、候補者選びは、野党共闘だから政党が決めるんです、最終的には。自分たちで決めるという方針で行くとすれ違うので、私は、市民の声を反映した選挙にしろと。早く統一しろ、と。このへんの確認ができてないと討論がすれ違ってゆくかなと思います。

東村山:武蔵村山が来られていないようですが…。東村山と東大和、東久留米では、まだそういう方向に動いていない段階だと。清瀬の方では準備をして具体的に動いている。5市のなかでも状況が違って居る。清瀬は独自にどんどん進めてもらって、20区のなかでの先進例として具体的な経験を積んで、どんどん報告してもらいたい。
東村山の状況は先ほども報告があったように、市内の団体や個人にも呼び掛け、なんとしても野党共闘の方向にもってゆく知恵を出し合っている段階。5市の状況からいくと、統一体ではなくて、連絡会が中心で良いんだなと思う。だけど、いまの自民党の状況を見ると、急がないといけない。戦争法もそうですし、PKO、共謀法。木原自民党、それだけを許しておくわけには行かない。一刻も早く統一体、野党共闘20区全体で動いてゆくという、それをどうやって速めるかが必要だと思う。さきほどの報告からは、運動体としてそこまで進んでいたのかと、ぎょっとして聞いていたんだけれども、自分としてはそういう意見で、皆さんと一緒に交流し如何に進めるかという知恵をそれぞれで出し合ったり、もらったりできればいいなと思います。

東久留米:前回も参加したんですけれども、この20区の会は仮称になっていて非常に嬉しかった。何故かというと、これはあくまでも国政なんです。特に憲法。3分の2を自民公明系が持っているわけです。いま安倍氏の狙っているところを考えないといけない。12月にロシアのプーチンを呼んだ、外交で得点を上げて、巧く言ったら改正する、そこまで迫っていた。失敗すると今度は真珠湾。
解散して勝てば、また任期が延びる。総選挙は当面なくなったという見方は危険。安倍氏の判断でやりますから。
一番大きな問題は原発だと思う。政策をきちんとして国民の皆さんに納得いただくということをしないと、対決姿勢がハッキリしなければ勝てませんから。
熊本。(先の参院選)候補者はたしか市民連合が作っちゃったんですよね? 最初の経験だった。特徴的だったのは憲法13条、個人の権利という問題を新しく加えた。そうやって市民の側から早く動いちゃうのは経験済みなんで、3分の2を握られている今の状況では、警戒してキッチリ固めて進めてゆかないといけない。

東村山:まず、5市の有権者の人達にしっかりとしたアピールをやっていかなければいけないこと。もう一点は、この会に参加する人のネットワーク、連絡網をしっかりしなきゃいけないと思う。次回というペースじゃ遅い、という実感があります。
もう一点。一般の市民の方というか、無党派、昔風に言えば、浮動票。そういう人たちに対するアピールをどうやってゆくか。なおかつ、会の名称もそうなんですけれども、ハッキリと野党共闘統一候補を立ち上げるんだということ。おそらくは民進党、共産党のなかで話し合って出してもらうことになる、そうしたときに、選挙までに2段階ある、ひとつはともかく共闘をさせるんだ、と。次は選挙で勝たせるんだと。そのときに、共闘まで行っても勝てない、北海道5区の場合のように、選挙には負けたけれど運動では勝った、みたいな話じゃ申し上げにくい、頑張った人たちには申し訳ないけれど…そういう形じゃもう遅いだろう、と。

清瀬:各市の足並みが揃っていない事実はハッキリしたと思う。ただ、各市からも発言されたように、切迫した状況にあることを考えないと非常にヤバいことになる。これが登山であれば一番足の遅い人に合わせ安全策を取るわけですけれども、そういった状況ではなく、足並みの早い遅いは有ったとしても来るべき衆議院選挙では結果を出さなければならない。その点では一致していると思う。それなりのみだれは有ったとしても、ここでは、何らかの方向性を決めてやってゆく必要はあるのではないかと。

清瀬:いまの政治の仕組みの中では、政党政治というものが柱にある。しかも衆議院小選挙区というのは215ある。さきほど言われたように3分の2を自民公明が取っている。こういう状況に対して、とにかく候補者が統一してくれれば というのが共通の気持ちじゃないでしょうか。いますぐできることは、この会(仮称)として各政党に対して「市民の声だ」ということで早く統一してほしいと、何らかの方法で届けてもらいたいな、と。
とにかく安倍政権の政策(原発やTPPなど)に対する国民的な怒りは大きいと思う。しかし安倍政権の支持率は6割あるという。対抗するには、野党統一、これしか国民が結集できるものがないと思う。野党が共闘したことの力というのは、参議院選挙では、いろんな評価は有りますけれども、3分の2を取られちゃった、もう負けだ、みたいに思っちゃったらもうお終いで、11の選挙区での成果を衆議院に繋げてゆきたい。
各行政区でバラツキがあるわけですけれども、行政区の大きな枠なので一斉に走れるものでもない。それぞれが交流という面を重視しながら、集まる機会を持って戴いて、ここで決定しないとダメだという思いでなくてもいいんじゃないかなあ、というのが私の想いです。

清瀬:共闘の候補が出て来ないと動けないという話がさきほどから有りますが、20区の場合、いろいろ計算すると1万票近く足りないという話が良く出てきます。やはり、無党派のひと、選挙に行かないひと、この人たちを掘り起こさないとダメだし、最後の段階では政党と協議してゆくこともあるかもしれないけれど、今は、足りない1万票を取りに行くために、いままで手の届かなかったところへ、どうやってアプローチしてゆくかということを具体的に考えたほうがいいんじゃないかと思う。

東大和:さきほど、私が随分のんびりしたことを言ってるようなニュアンスで受け止められたと思うんですけど、そうではなくて、前から焦りはありました。ただし、選挙を狭いものにしてはいけない。自覚した人たちが突き進めば突き進むほど、市民がなかなか参加し難くなるという側面がある。
それと、私は各市で全然バラツキはないと思っています。各市とも戦争法の経験を通して、いろんな会が出来て運動を進めてきて、その中から、この選挙でも統一しなきゃいけないという声が上がってきているわけです。実質的な到達点は同じようなもの。ただ、市によって、どういう人たちに声を掛けてゆくのか、どう固めてゆくのかというニュアンスの違いはあると思います。
現段階では野党4党に対して、東京20区で、早く統一候補を決めろという、要請をこの段階で出してゆく。早く決めてくれないと我々は動けないじゃないかと、言っていいと思います。

東久留米:さきほどのお話で、国民の6割は原発に反対している、だから支持は得られるだろう、と有りました。私は反原発なので、そうなって欲しいんですけど、だけど民進党は全然そうじゃないですよね? 民進党とも上手くやっていかなければならないのに、そういう感じで行ったら民進党が離れてゆくのではないかと危惧します。

清瀬:とにかく今の安倍政治を打倒するということは、ある意味、国民多数の悲願のようなものになっていると思うんです。この20区の、選挙でかえようというのは、国民の持っている主権の行使の問題ですから、大変いい名称だし、こういう立場をきちんと貫いて、市民に大きく我々の主張するところをアピールすれば必ず支持されると思います。
民進党の話、大変難しい政党だというのはご存じのとおりですが、しかし野党4党によって一応、参議院選挙で実績を作った、この力を今度の衆議院選挙で、どうやったら勝てるかと言えば、民進党と一緒になったって勝てるとは言えない数字があるわけですけれど しかし、この人たちと組むより手はないわけですよね。これはもう子どもでもわかる話だと思うんです。
ここで折角集まっているのだから、今日の集会の名でもって、早く野党共闘の結成をしてもらいたい、野党統一候補を出してもらいたい、と。市民がきちっと政党の動きを見てますよと、裏切るようなことをしたら絶対に許しませんという、決意を含めた要請書を、これは事務局を担当する人は大変だと思うんですが作って戴いて、申し入れをする、そのとき、日程が決まったら行ける人は行って、今日の雰囲気や、出てきた意見を伝えて戴き、この政治をなんとかしてくれ、政党は死ぬ思いで頑張れ、と。
もうひとつは、私も長く生きてきましたが、今、起きている市民の動きってゆうのは、日本の新しい民主主義を作り出す胎動だと率直に思います。60年安保の頃は、挫折組というふうに言われているようですが、それとは違って、ほんとうに幅広い市民の人たちが参加をし、単に昔のように一部の政党と労働組合の幹部だけが張り切っているという状況を克服していますから、これを活かすために、選挙に勝つためには、これを大きくする以外ないんですから、情報共有をしながら全体がひとつの団体になるよう会議を重ねて戴くことを期待します。

清瀬:この会で提案したい。ひとつは、緊急の一番大きな課題として、共謀罪、これを許さない、と。今日集まった人たちだけでも、反対だと表明してもらいたい。
もうひとつは、野党共闘を早く、という要請、これを提案したい。

清瀬:私もいろんな清瀬の会に参加していますが、今日は全くの個人の参加ということで発言させて戴きます。
20区で、選挙で如何に自民党を打ち倒すか、というのが一番根底にある問題だと思います。簡単に、統一してと言うがそう簡単に統一できるとは思いません。具体的には、共産党と民進党が候補者を立てると思うが、これに対し、統一候補になってくれというのは、そう簡単な問題じゃない。共闘してほしいという要望は出したとしても、その根底になるのは何かといえば、それぞれの地域で、安倍政治の酷さを市民に浸透させることができるか、市民運動をどれだけ広く展開し、安倍政治を倒そうよという流れを生み出せるか、それがカナメだと思う。そうなれば、政党もその意見を無視することができませんから、政党間の話し合いも進むだろう。
となれば、市民は、市民の中でどれだけ運動を拡げてゆけるか。
無党派層、あるいは、選挙に行ったけれども本当に自分の意志で行ったのか、そのなかには創価学会の人たちも含まれるでしょう、そういう人たちをどうやって組み入れてゆくか。安倍政治に反対する取り組みを、それぞれの地域でどのくらい市民運動として展開し、いわゆる参加しなかった層にまで食い込んでゆけるか、雰囲気を盛り上げてゆけるか、それが一番大事だろうと個人的には思っています。

東村山:私は無党派のような感じですが、ここに来て驚いたんですけれど、ほぼどこかに所属されている方が多くてですね、市民の会というようなところとは少しかけ離れているように感じます。安保法制に反対する市民の会が東村山にあると思うんですが、そういうところで、さきほど東村山の方が話をされたような会があるというお知らせとか、インターネットにも載ってないし、どこに一般の市民が参加していいのか分からない。たまたまこの20区の会だけはインターネットで公開されていたので参加したんですけれども、ちょっとこう拡がりが無くて、さっきからご発言を聞いていると、凄く先鋭化したような意見が出ている感じがしまして、たとえば一般の人が聞くと「一体なんだろうなあ」ってなるんじゃないかなと。
ミナセン20区には私も参加しましたけれども、若い人が中心で、ゆるやかな感じでやっていて(そのように)もうすこし、だれでもが参加できる形にしてもらいたいです。

●野党共闘を進めてくれという各党への申し入れ書について

司会:清瀬が会場ということで、これとこれを発表しなくちゃと必死で組み立てたものですから、各市、抱えている悩みは同じだと思いますので、いまの段階では緩やかに各市の交流をすすめてゆくもの、というので良いですか?
しかしこれだけ42名が集まって、これだけ論議をしたわけですから、野党共闘で頑張ってくださいという各政党への申し入れ文書を、誰が作ってどういう形でやるのか、いま決めないと、また集まるというわけには行きませんので、各市から何名か出て戴いて、責任をもって申し入れ書を作り、申し入れをする、ということにしては、どうかと思うんですけれど…(拍手)

東村山:ここは凄く大切なポイントだと思うんですが、僕は実は去年、とあるイベントへ各政党から出てもらおうとして、なかなかうまくいかなかった経験があります。
今日これだけの人数が集まっている、なおかつ、ひとりひとりの方にはバックというか、それぞれの組織なりグループがあるわけじゃないですか。そのとき、如何に大きく見せるかというのは、絶対に必要なことだと思うんです。なぜかというと、一部の有志が持って来たという話だと政党は相手にしないですよ。特に民進党はそういう傾向が強かったです。

清瀬:いろいろと手を動かしたり決めたりするため、事務局やワーキンググループを作る提案の話にもっていったほうがよいのでは?

司会:事務局を構成する云々については、今日の話からすると、各参加者が各行政区に持ち帰って話し合ってもらわないと、今この場では難しいと思ったので、当面の問題だけに限ったんです。長い目で見れば事務局を構成するということはあるんですけれど、各行政区が必要性を認識しないまま進めて重荷に思われると困るので、当面これはやりたいということで出されました「各政党への申し入れ」に限って…

清瀬:申し入れというけれども、中味はどうするんですか? 申し入れをするからには統一した内容があって申し入れをしなきゃいけない。

司会:だからそのために具体的な政策を議論しましょうという予定だったんですけれども………当面は4野党の政策というものがありますので、それを…

清瀬:一番の難物は言われているように民進党だと思うが、そこを承知させるには一定の市民の数、統一しろという声が大きいかを示さなきゃいけない。
最低でも各市から代表として5名くらいは出てもらって単純に計算すると25名くらいの団体で、そんなに時間は掛かりませんから、半日くらいあればみんな廻れる話ですから。申し入れ書も、私は手伝いますよ。実務だから。文章を書くのは。何人か居ればできることですから。

司会:文章を作るのは…

世話人:はい、私が作ります。いま4野党で同意しているこの4項目に基づいて、候補者を一本化してくれと、そういうことで宜しければ…(賛同の拍手)

清瀬:いつ申し入れるか決まったら流してもらって…

世話人:このあと情報共有の手段の話になると思いますが、メーリングリストで、文案や申し入れの日取りなどの案内を出します。

司会:申し入れました、という市民へのアピールも(今日の会の名で)出したほうがよいと思いますが…

清瀬:いまの話の流れも決して悪くはないと思います。結局、野党共闘をしなければ選挙には勝てない。ただ、政党が候補を決めるのを待っているのではなく、市民側から政党に働きかけて、市民の要求を、より汲んでくれる候補を政党側に決めさせる、ってゆう動きを市民の間で作れないでしょうか? 市民の側から政党に迫っていくには、市民のほうから、ある程度の、こういう要求がありますとか、動きがありますとか、具体例を見せないと説得力が無いと思うんですね。
やりたいこと、具体的な動きとして、どういうことが出来るだろうか、そういうことをここで話し合えないでしょうか。
ただ、野党共闘お願いします、というだけでは、どれほどの効果があるのかなと、思ってしまうんですね。
望むだけではなく、野党共闘を早めるために、私たち市民は何ができるのかを、話し合いたいと私は思うんです。 

司会:それは各市でやってもらえばよいと思うんです。各行政区で、やってもらって、この会ではそれを交流し合う。そういう場に成らざるを得ない、今の段階では。今の段階では、ですよ。最大公約数的に言えばこのアクションを起こしてほしいという提案がありましたので、まずはこれでスタートをする、ということです。もちろん、今後も二転三転、紆余曲折があると思いますけれども、まずは、私たちの想いは統一して闘ってほしい、という願いを政党の方たちにお伝えする。各行政区で工夫をしながら、交流をするということだと思うんです。

清瀬:申し入れ書って一回出して終わりってわけじゃないんでしょ? 何回も出して良いかもしれない…

司会:市民アピールも出して、連動させたほうが良いと思いますが、では、各政党に申し入れをしました、頑張りましょう、というアピール文を、誰か我と思わん方は案を作って戴ければ…

東村山:それはね、各市が自分たちでやればいいんですよ。自分たちの使命なんだから。押し付けることは無いんですよ。

司会:じゃあ、各市で市民アピールはやって戴く。で、さきほど東久留米の方が言われた学習会ですね、野党共闘の先進的な先例に学び、みなさんで共通理解をしながら、取り組みを進めるための学習会企画については、今日は時間もありませんので、また今後に話し合いましょう。申し入れ書については…

世話人:申し入れ書の案をメーリングリストで流しますので、そこでご意見を戴いて、修正をするという形にさせてください。

司会:メールを希望される方は、のちほどメールアドレスをお知らせください。

●次回交流会の日時と場所について

司会:今後の日程ですが、会場は持ち回りでやりましょう、となっています…次回は、東久留米、か、東村山で。武蔵村山へは、どこからか連絡が行くようになっていると思います、こちらからも連絡できれば致します。

東久留米:次回…3月25日(土)16時~18時 東久留米市立 生涯学習センター

(その他、メーリングリストおよびメールアドレスの扱いの問題や、統一候補予定者との懇談会企画についての話題もありましたが、ここでは省略します)

●締めの言葉

司会:次回は、政党に申し入れをしますので、申し入れをした結果の報告と、各市の取り組み等、できればメモ程度でも纏めてきて戴けると………いいです、すみません、ごめんなさい、交流会ですからね、あくまでも地域交流ですから………縛りはかけないで、こころは熱く連帯して頑張るということで、宜しくお願いします。

2017.02.18 事務局会議の概要報告

2017.02.18 戦争法廃止きよせ市民の会事務局会議 於:平労会館

1 情報討議と今後の活動
 (1)「太陽の蓋」の上映(当日13時集合)
   ★日時 3月18日(土)14:00~17:00
   ★会場 アミュー6階生涯学習センター 講座室1 入場料500円
 (2)チラシの配布を清瀬市市内、5市にも広げるか
 (3)DVD予約
 (4)当日の運営と役割
   ・会場設定、映写担当、受付、司会、挨拶
   ・当日のタイムスケジュール
   ・13:55    挨拶
   ・14:00~16:10 「太陽の蓋」の上映
   ・16:10    参加者による感想・意見交換
   ・17:00    散会

2 2月18日(土)スタンデング11時~12時
 (1)参加者  7
 (2)署名   南スーダンPKO12筆 沖縄4筆
 (3)20170218駅頭配布チラシ
 (4)次回スタンデング 3月18日(土) 11:00

3 「選挙でかえよう20区市民の会」(仮称)
 (1)日時 3月25日(土)16:00~18:00
 (2)会場 東久留米生涯学習センター マロニエホール
 (3)申し入れ書
  1 政党への申し入れをいつ頃いくか(2月20日から4野党に連絡を取る担当小野塚)
  2 政策について検討
  3 事務局・ワーキンググループ
  4 清瀬市民の会として選挙でかえよう20区市民の会(仮称)に下記のことを提案する
    ・4野党に申し入れを行った後、具体的に20区市民の会として行動を起こす。
     例えば、4野党のシンポジウムを行うとか、演説会を開催するなど。

4 2017年の計画
 (1) 具体的な活動案
  1 益川教授を呼んで、各大学に防衛のための研究費を配布する実態や、今学生が日本の将来のため何をなすべきか?等講演を頂く。
  2 益川教授の講演が決まったら、各大学・高校の門前でお知らせを配布する。
    ・大学生を拡大したい。タイミング:合格発表日・入学日・日にちを決めて、何を:学費・バイト・アパートなど
    ・憲法カフェやお茶べりしましヨを継続する。

5 財政問題(以前活動していた団体から財政を受けとる)

6 その他

  次回事務局会議 3月17日(金)19:00 平労会館

以上です。

2/18「新座さいがい・つながりカフェ」参加報告

2017年2月18日の午後、新座の栄公民館で「新座さいがい・つながりカフェ」という集まりがあり、参加してきました。

この集まり、東日本大震災で被災された方々のうち、新座へ一時避難されている方々と、日常生活面でそれを支援する方々との交流の場ですが、福島県内の避難指示が一部を除いて解除され、原発事故被害者への賠償も打ち切られ、自主避難の方々への住宅支援もこの3月で打ち切られるという帰還政策が政府によって進められており、この「新座さいがい・つながりカフェ」も今回で実質、最後の集まりになるとのことでした。

避難生活をされている方々も引越し準備等の多忙の最中にも係わらず参加され、支援者も含め計20名ほどの参加者により、これまでの4年半の「新座つながりカフェ」をスライド写真で振り返りました。
今後は、せっかく出会えた絆なので、3か月に1度でも、集まれる人で「つながりカフェ」をできたらよい、参加できない人は近況を「つながりカフェ」の主催者に寄せ、定期的に発行する「通信」でつながり合えたらよい、とのことでした。
最後に参加者のみんなで「今日の日はさようなら」を唱い、集合写真を撮って散会となりました。

【印象に残った発言】
今回の集まりでは、スライド写真のほかに、避難生活をされている方々のお話や各参加者の発言があり、印象に残っているのは以下のとおりです。

・さいたま共済会館(浦和)でも3月5日に『太陽の蓋』の自主上映会がある。これは「あの日」のことを、いま一度、考えなおすと同時に、福島原発さいたま訴訟のことを、一般に広く知ってもらう目的もある。

・避難された方々が全国に散らばり、結果的にテレビを見る時間が長くなる等により、方言を奪われることを懸念している。(方言を研究されている教員の方)

・2月7日の東京新聞に、この新座つながりカフェのことが掲載されている。

・自主避難者へのアンケート結果を見ると、子どもに対してだけではなく大人も様々ないじめを受けている。

・今日の午前、朝霞市産業文化センターで説明会があった。参加人数もあまり多くなかった。行政の職員などが除染状況などを説明。放射性物質汚染廃棄物の仮置場の状況。ずっとそのままになっている。

・住民票を移すべきかどうかという問題。メリット、デメリットは居住する自治体によって異なる。

・南相馬市の桜井勝延市長のこと。日本国憲法全文を印刷した冊子を配布する一方で、南相馬市内の居住制限区域及び避難指示解除準備区域の解除を性急に決定してしまったこと。すくなくとも言えるのは、住民の意向を反映したものではない、と。

・解除をしないと、電車を通せない。線量の基準値は20ミリシーベルト。市では1ミリシーベルトに近づけるといっているが、何年掛かるか分からない。周りの人からは、なんでそんなところに帰るの、と云われる…

・星影のワルツ。隠されたストーリーがあると聞いたことがある。(実は部落差別を背景に持つ歌らしい)

・最初の2年くらいはどん底だった。ここで、みんなと繋がっていることが頑張ろうという気持ちになった。

・人生の区切りとして新たにスタート。仕事も、家の中もまだごちゃごちゃとしている。いろいろと支援していただいてありがとうございました。

・原発の事故。解決するのは随分先。原子炉の内部がようやくわかった。最終的には100年くらいかかるのでは…。…カフェもこれで最後ではなく、いったん中締めということで。こころはつながって居るとおもう。

・ボランティアというものをはじめてさせてもらった。する側の方こそ得るものがあると聞いていた。確かにそうだった。このように知り合いになれた。なにかあったら、また会いましょう。

・新座つながりカフェ、最初はスタッフは居るけど当事者が居ないという状態だった。プライバシーの問題で、避難生活をされている方々の情報が全く得られなかった。

・いろんな刺激を受けた。これからもそれぞれの持ち場で。頑張っていこう。

・「ゆい=結」。わたしは絆って言葉は嫌い。自分では支援(ボランティア)って思ってない。結で繋がり、楽しい時間を共有できた。これからも繋がってゆきたい。

・4月には花見、人数が少なくても行きましょう。

【参加しての感想】
政府の方針は、東京オリンピックを3年後に控え、国の内外に向け、原発事故を過去のものにしたい、という動機が非常に強いものであると感じます。
私などは、むしろ東京オリンピックなど今からでも止めてしまい、その代わり被災地の災害復興を加速させてほしいと思うのですが、現実は逆の方向に進むばかりです。
しかし・・・6年前の3.11、この国はもっと酷いことが起きたかもしれないということを、いま一度思い起こす必要がある、その「振り返り」の一助になればと思い、「きよせ市民の会」では、近々「太陽の蓋」の自主上映会を企画しました。
3月18日に清瀬駅前のアミュービル6階で実施します。

【関連情報】
インターネット上に存在する有用な関連情報を以下に紹介して、報告を終わります。


2/7 東京新聞の記事(新座、被災者支援活動に一区切り 他の地域の交流会などを検討)


「避難指示区域の解除について」(南相馬市のホームページ)


南相馬市のホームページに掲載された日本国憲法(全文)と桜井勝延市長のあいさつ文


南相馬市が全戸配布した憲法冊子(全条文収録)を市民はどう読んだか?(弁護士・金原徹雄のブログ)


「福島原発さいたま訴訟を支援する会」


NGOグリーンピースによる「政府へ原発事故の被害者の人権をまもることを求める署名」


【2/18 朝霞】第2回「相談・交流・説明会」(福島県県外避難者相談センターからのお知らせ)


放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト(南相馬市の状況)


自由なラジオ LIGHT UP JOURNAL おしどりマコ・ケンによる原発被害者集団訴訟の裁判レポート
※素晴らしいレポートです! こちらからYouTubeやMP3音声、また、文字起こし全文がご覧いただけます


20170219 UPLAN【シンポジウム】福島原発事故から6年ー「復興」の名の下に 切り捨てられる人びと

2017.01.29「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第2回連絡会の報告

2017年1月29日14時~16時、衆議院東京20区内の5市(東久留米、東村山、東大和、武蔵村山、清瀬)の有志による「選挙でかえよう20区市民の会(仮称)」第二回交流会を、清瀬けやきホール内セミナーハウスにて行いました。
参加者は計42名でした。(なお、残念ながら武蔵村山市からの参加は今回ありませんでした)

配布資料:「戦争法廃止きよせ市民の会からの提案」および補足資料

まずは、小野塚さん(きよせ市民の会)から、前回の第一回交流会で各自持ち帰りとなっていた内容を踏まえ、参加各市の検討の状況や政策案、意見などを発表して戴きたい旨の挨拶がありました。

●参加者・グループからの報告、意見等

詳細は後日あらためて公開する予定ですが、大まかには以下のとおりでした。

・各市の市民の会と、この20区の会の関係を、どう考えればよいのか。
・現時点では所属の会や市を代表して来ているわけではなく、ここで何かを決めることは出来ない。
・まずは市単位で纏まり政策等を考えるための準備会を立ち上げた、または立ち上げようとしている段階。
・現段階では、ゆるやかに各市の交流をすすめてゆくことで如何か?
・参加者の多くは、別の会にも所属している人達のようだが、個人を含め、誰もが参加できる形にしてほしい。

●きよせ市民の会からの報告

配布資料に沿って、以下の政策案が提案されました。

5市政策(案)
  現在の問題点又は方向性   →    解決策
1 格差の是正・相対的貧困の解消 → 8時間働いて生活できる賃金・福祉医療年金制度の抜本的見直し。
2 教育制度環境による様々な歪み → 初等教育・中等教育・高等教育の見直し・大学までの無償化。
3 高リスクの原発依存からの脱却 → 再生可能エネルギーへの転換。
4 明るい未来が描けない → 安心して子育てが出来る環境を整える。
5 財政の不健全化 → 大企業や富裕層の優遇制度を見直し、累進課税にする。
6 憲法改悪の阻止 → 安保法制を廃止し、立憲主義を回復する。
7 沖縄の基地問題 → 沖縄の新基地を取りやめる。
8 横田基地のオスプレイ配備の問題 → 横田基地のオスプレイ配備を中止する。

※きよせ市民の会の議論の中で、問題が出た事項
きよせ市民の会グランドデザイン案 B 参照
 (1)財政問題で、ベーシックインカムの提案があります。
 (2)憲法問題で、理想となる憲法草案を提起するべきではないかとの議論もあります。

●4野党共闘を推し進める申し入れ書の提案

参加者からの提案により、4野党各党に対し「野党共闘で候補者の一本化」を申し入れることとなりました。
申し入れ書の案を小野塚さんが作成、メーリングリストを通し参加者各位に内容の確認・意見を求める予定。

●その他

詳細は後日あらためて公開する予定とし、ここでは省略します。
5市合同の事務局・ワーキンググループ設置、政策検討のための枠組みづくりの提案も用意されていましたが、これらについては時間切れとなり、会の正式名称化も含め、次回以降への持ち越し課題と考えます。

●次回交流会の予定

基本は5市の持ち廻りということで、次回は東久留米市が幹事となります。

日時 : 2017年3月25日(土)16時~18時
場所 : 東久留米市立 生涯学習センター まろにえホール

以上です。

2017.01.29 事務局会議の概要報告

2017.01.29 10:00-12:00 事務局会議 於:平労会館 参加者:13名

1、メールアドレスの問題について

 MLの件に関してPPTを用いた説明と、もし明確化しなければならないとなった場合の提案。

2、清瀬からの提案について

(以下、従来案を元とした折衷案をA案、グランドデザインを元とした折衷案をB案と呼びます)

 ・折衷案にしないほうが良い。これらは全く別の次元で考えないといけないものだと思う。
 ・野党共闘中心ではなく、市民が中心となりグランドデザインを出すべきでは?
 ・20区についても、野党共闘しかないと思っている。
 ・将来的にはB案、という気持ちだが、いまの時期にこれを出しても・・・若い人には支持されるように思うが、年寄りには不適。
 ・都知事選や東京10区の補選は、本当の野党共闘としての力を出し切れていないから負けた。
 ・野党共闘は大前提だと思っている。単なる野党だととんでもない党も含まれてしまうので最近は立憲4党と呼ぶようにしている。
 ・福祉年金制度の抜本改革というが、いまの与党の政策とどう違うのかという疑問がある。
 ・与党のは、ただ減らすばかりで、未来への希望が無い。B案はベーシックインカムを据え、社会の根本概念自体を改変する。
 ・ベーシックインカムは国家予算を越えており、実現不可能。
 ・特別会計も入れれば、200兆円以上ある。ベーシックインカムについては、議論も深まっており、注目度も高い。
 ・たしか、つい最近の国会質疑で蓮舫がベーシックインカムに触れていた。
 ・実際問題として、この政策を掲げて候補者として立ってくれる者が居るのかどうか…
 ・政党との擦り合わせをしなければならない。政策を豊かにして行くうえでは論議をしたいが、目先としては、従来の提案が妥当。
 ・A案とB案では、ほとんどの項目は合致している。
 ・全体の一貫性を与えるために、目玉としてのベーシックインカム、それと改憲草案作成の提案、経済成長戦略もB案には入っている。
 ・解釈改憲の隙間を埋めるための改憲、だが、触ること自体がタブー視されている。
 ・違いだけが広がってゆくのは良くない。いまから野党共闘しようとしている段階で、さらに歩みを進めるために、一致点を見出すべき。
 ・私はちょうど中間の意見になるかと思う。(B案に)賛同する部分が多い、反面、怖い気持ちもある。
 ・改憲は政権を取った後に議論すべきで、いまその議論に入るのは危険だ。
 ・政権を取らなければ実現できない政策だと言うが、たとえば、脱原発や、立憲主義の回復、沖縄基地問題、等々、どれも、政権を取ったあとでなければ実現できない政策と思われる。では、皆さんは立憲主義の回復を、どのような道筋でやるのですか? それで非政治層を納得させられる?
 ・カウンターとしての憲法改正案があって良いのではないか。
 ・この2案は表面的には似ているが次元が異なる提案であり、ここは折衷にせず、ともに提示することでどうか。次の選挙を具体的に見据えたものとしてAとしつつ、Bも検討する。
 ・(B案は)憲法改悪に対抗する憲法改善案。ここで纏めちゃうのはもったいない。

結論:午後の5市の会の資料としてはA案を採用しつつ「検討段階でこういう意見もありました」ということでB案も示す。

3、「太陽の蓋」の自主上映について

 上映時間が長いとの意見もあったが、6年前、多くの者が抱いた「脱原発」の思いを、いま一度想起するため行う方向で。
 ただし、具体を検討する時間もないので、次回の事務局であらためて話し合うことに。
 (以下、おおむねの目安と、企画の一例です)

 日時:3月下旬以降の土日の14時~17時(ただし春休み時期であれば平日も視野に入れる)
 場所:(参加者の想定数次第で以下から選択)
   候補1:生涯学習センター(アミュービル)講座室 参加者想定は50~60名
   候補2:アミューホール(アミュービル) 参加者想定は80~120名
   候補3:清瀬けやきホール 参加者想定は150~250名
 イベント内容:(だいたいのタイムスケジュールのイメージ)
  ・14:00~ 市民の会からの挨拶
  ・14:10~ 「太陽の蓋」上映会
  ・  休憩(10分)
  ・16:30~ 福島から避難されてきた方々(3~6名)を中心としたトークセッション
    (トークのテーマの想定例)
    ・映画をご覧になっての感想
    ・それぞれの体験談、想い
    ・この国のこれからに望むこと
  ・17:00  閉会
 参加費:500円

4、午後の5市市民の会について

 ・各市から代表を立ててもらうことにするのか?
 ・参加者は個人であったり会を代表してであったり、様々な参加の形を取っている。
 ・必ずしもグループの代表として、もしくは、市を代表して来てもらっていない。
 ・5市の会があって、その下に既存の各グループが集結するわけではないと思っている。
 ・きよせ市民の会のような「ゆるーい」枠で、やれれば良いのでは? あくまでも東京20区という括りでの集まり。
 ・可能なら各市から窓口担当を出してもらえれば。(たとえば東久留米では纏めの会を立ち上げ準備している模様)

 ・いまは統一候補を勝たせることが最優先。意見の違いが分裂や運動の妨げにならないよう気を配るべき。
 ・事務局は必要になるだろう。また、すべてを事務局でやるのは大変。個別にワーキンググループ(WG)も必要。
 ・すべて事務局が行うのでは? そこを分けると政策的なコア部分の議論で事務局との齟齬が懸念される。
 ・仮に課題ごとにWGを立てるとしても、そこで決定するのではなく、必ず全体に諮る。
 ・WGからの報告を事務局が受けて全体に共有し、その結果をまたWGに還元する、その繰り返しで検討を深める。
 ・WGは案を出したり、5市としての叩き台をつくる場。決定の場はあくまでも全体の会議で。

 ・色々と詰めてゆかないといけないことが多く出てくる。次回の予定や候補者との顔合わせとか。
 ・立候補者との繋がりは、どこが行う? 連絡調整役は必要になるだろう。
 ・事務局会議がベースとなる。そこで出たものを各市に持ち帰ってもらい、また、持ち寄る、その循環を上手く廻す。
 ・東京20区として実施するのは政策を決めるだけでは? 運動(イベント)は、それぞれの市でやると思っていたが。
 ・イベントによっては5市全体でやったほうが効果があるものもあるはずで、そのようなものをここでは立案する。

5、その他

 ・都議選への対応は? 話題にしたかったが、いまは時間がない・・・

 ・次回の事務局会議・・・年間計画の案で行けば、事務局会議は第3土曜の午後1:30-3:30となります。場所は?

以上です。

2017.01.21事務局会議概要報告

2017.01.21 13:30-16:00 事務局会議 於:平労会館 参加者:12名

1、20区の会についての認識の確認

 20区在住に限る等の、参加資格についての縛りは特にない。

2、「情勢討議と今後の活動」について、各人の意見。

・豊洲市場の問題についての訴訟。石原慎太郎に真実を話させる、少し明るい状況。
・安倍総理の20日の国会での施政方針演説は、ハイテンションなしゃべり方に異様な印象を受けた。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement2/20170120siseihousin.html
・生活に密着した話をしながら、でも、それらはすべて憲法に繋がっているという流れで持ってゆきたい。
・小田原の生活保護の話。ケースワーカー。水際作戦。
 早く自立させる、「落せた」者が優秀と看做される=職員としても成績に影響するという現実。
・その他、「ポスト真実」について

3、衆議院選挙に向けての活動方針案

・近々の解散選挙はない模様。準備の余裕が生まれた。
・(野党共闘できたとしても与党に勝つには)前回の衆議院では9千票、参議院で見ると2万票が必要。
・野党共闘のための接着剤が市民の会の目的であり役割。
・一般の人に関心を持ってもらうため、市民から候補者を選ぶ等の選択肢もあるべき。
・熊本は市民から独自候補者を出した。
・戦争法廃止のためには国会の状況を変えなければならない。そのためには何が必要かと考える。
・民進党に予定候補者を聞きに行く、とか。その前に自分たちの政策を決めなければならない。

4、29日の「5市の会」において何を提案するか。各人の意見。

・武蔵村山は横田基地に隣接している。横田基地へのオスプレイ配備を反対する、としてはどうか。
・TPP反対は入ってないが・・・トランプがTPP離脱を正式表明した。(手を変え品を変え、という懸念もあるが)
・全体的なものとする? 地域に固有のもの、地域性を、どう含める?
・新潟での、柏崎原発を争点とした成功例。しかし20区にはそのような地域特有の争点が見つからない。高齢者問題?
・否定ばかりではなく、未来を語らないと、というのがある。賛同してもらえる人を増やすために。
・若い人たちにアピールしてゆくには・・・。教育・・・大学での軍事研究を止めたい。
・今まで通りの年金制度では立ち行かない。少子高齢化に対応できない。
・政策は、地区によって、政党によって、候補によって、全く違う。ここは譲れない、など市民の側も整理して持っていたほうがよい。
・原発と沖縄は、ハードルが高いものを感じる。日米問題が根っこにある。
・政策提案は絞るべきなのでは? 11個並べるのが本当によい? 総花的で全体として薄いという懸念がある。
・戦争法反対一本に絞るほうが良いのでは?
・無関心な人に関心を持ってもらうためには、個々の、いろんなテーマについてのアプローチが必要。
・要求を減らすと、それを強く望んでいる人が離れてゆく。

・軍事予算を削り、福祉にまわす。しかし安全保障の問題を解決できなければ保守層の支持は得られない。
・軍事費を上げることで平和を維持できると考える人も居る。その人たちも視野に入れないと勝てない。
・ひとことふたことで、簡潔に、こちらの良さを言い表せればよいのだが。
・「軍事費はどこから出てくるの?」という単純明快な問いかけが有効なのでは?
・「あなたが困っているのはなに?」というアプローチ。
・戦争に対する認識のギャップ。保守とリベラルの話が噛み合わない理由。
 保守側は「成ったらどう対処する」、リベラル側は「成らないように」。
 アプローチが違うのが原因。予防が一番いいと思うのだが。
・きれいごとになってしまうと逆効果になるのでは?
・経済政策をしっかり打ち出せれば野党にも票が増えてゆくのでは。
・株、為替という言葉が世の中の人は好きである。

・これまでは経済大国という環境が平和を生んできた面がある。3.11があり、経済がダメになり、五輪景気にしがみ付くしかない現状。
・与党が支持される理由として、一貫性がある。悪い方向での一貫性だが。
・与党に対抗するには、中心となるグランドデザインが必要。
 憲法問題。経済。教育。社会保障。外交・安全保障。日米同盟や自衛隊の存在など、すべて簡潔に答えられる大きなヴィジョンを用意する。
・例えば、根本的な改革を唱える(変えないという主張は、現在の最悪な状況を肯定することになる)。
 憲法においても、現実に即した、かつ、本来の理想を追求したものを模索出来るのでは?(現憲法の原型も市民作成の改正案だった)。
 また、経済や教育や雇用、労働問題についてはべーシックインカムを導入することで解決できるだろう、等。
・都知事選を見てきて、もう政党に振り回されるのは御免だという思いが強い。
・「接着剤となる市民」と並行して、「市民が中心になって政策を練る」というムーブメントもあって良いはず。

5、メールアドレスの問題について

実際の運用で今まで特に問題は起きていない。これまで通りで良いと思う。

6、財政問題

赤字のため、現在、各人の持ち出しになっている。
財政確保をどうするか。これまでは催しの折のカンパで賄ってきた。

ホームページ等にカンパのお願いを掲載してはどうか。
カンパ用の口座を設けることについて、税務署的には大丈夫か? (要確認)

7、「太陽の蓋」の自主上映会について

・賛同者を拡げるイベントのひとつとして、実施する方向で検討する。
・開催時間が長くなる懸念もあるが、多くの人に来てもらうため、トークセッションも付加する。
・セッションには市民の代表として数名を加えて行うのが良い。
・トークの参加者として、若者にも声を掛けたい。
・3/4は「なくそう原発」でイベントあり、日程的に被らないように気を付ける。
 (イベント内容は以下のとおり)

3月4日(土)、午後1時30分より、けやきホール1f(セミナーハウス)
 ①ドキュメンタリー映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を 子どもたちに~」~ドイツ南西部の小さな街シェーナウ市の住民グループが、チェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギー社会を子どもたちに」という想いから、ドイツ史上初の「市民の市民による市民のための」電力供給会社を誕生させるまでの軌跡を綴るドキュメンタリー。60分
   http://www.geocities.jp/naturalenergysociety/

 ②講演;竹村英明氏「脱原発~再生エネルギー実現へ向けて」
     市民電力連絡会(竹村氏は「会」の会長もやりながら、再生可能エネルギー専門の発電会社を経営、「会」には関東圏の市民団体、個人、会社が参加)
     隔月に講演会、映画会など活発な活動。
   https://peoplespowernetwork.jimdo.com/

8、その他

「お茶べりしましょ」など、年間の活動イベント計画を提案する必要がある。
(東京20区出馬予定の)各党の候補者を呼んで、一緒に飲みに行くなどして、ざっくばらんに話し合う場も設けたい。

●今後の活動予定

1/29(日) 10-12時 事務局会議(平労会館)
      14-16時 5市連絡会(けやきホール内セミナーハウス)

以上です。